
【動画】河合優実ら各界著名人から絶賛の声続々!『サブスタンス』コメント予告
本作は、美への執着と、成功への渇望がせめぎ合い、やがて狂気が侵食していくエンターテインメント作品。監督・脚本はコラリー・ファルジャ。第97回アカデミー賞にて主演女優賞を含む5部門にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞。第77回カンヌ国際映画祭で脚本賞、第49回トロント国際映画祭で観客賞を受賞。第82回ゴールデングローブ賞では主演女優賞(ミュージカル&コメディ部門)を受賞するなど、賞レースを席巻した。
50歳の誕生日を迎えた元人気俳優のエリザベス(デミ・ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが<治療薬>を注射するやいなや、エリザベスの上位互換体スー(マーガレット・クアリー)が、エリザベスの中から現れる。若さと美ぼうに加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、一つの心をシェアするふたりには【一週間ごとに入れ替わらなければならない】という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破り始めてしまい―。
この度、各界著名人から本作に寄せられた絶賛コメントと、それをスタイリッシュに挟み込んだコメント予告映像が解禁。
コメント予告映像は、エリザベス(ムーア)とスー(クアリー)が“投げキッス”ポーズを決めるシーンなど、物語のキーとなる印象的なカットをふんだんに使用したもの。映画監督の山中瑤子は「最低で最高ってこと だからみんな見て」と熱烈にアピール、テレビ東京プロデューサーの大森時生は「傑作 あまりに面白い あまりに狂っている」と評し、フリーアナウンサーで俳優の宇垣美里は「いいぞもっとやれ」と共感を寄せる。
|
|
ライターのISOは「デミ・ムーアによるハリウッドへの逆襲が幕を開ける」と宣言、映画ジャーナリストの宇野維正は「この作品の唯⼀の欠点は 完璧すぎるところだ」と称賛を贈る。
本作にはこのほかにも、伊藤潤二(漫画家)、こがけん(お笑い芸人)、小島秀夫(ゲームクリエイター)、品川ヒロシ(映画監督)、SYO(物書き)、武田真一(フリーアナウンサー)、ドリアン・ロロブリジーダ(ドラァグクイーン)、林健太郎(NOTHING NEW/映画プロデューサー)、森直人(映画評論家)、山下敦弘(映画監督)など多彩な顔ぶれからコメントが寄せられている。
また今回、5月16日の公開に先駆け、15日に前夜祭上映の開催も決定。上映劇場などの詳細は公式SNSで告知する。
映画『サブスタンス』は、5月16日より全国公開。
|
|
【映画『サブスタンス』各界著名人 絶賛コメント】
■ISO(ライター)
一方的に定義された「美」に押し込められ、過小評価され続けたデミ・ムーアによるハリウッドへの逆襲が幕を開ける。このままルッキズムもエイジズムも、全部ぶち壊してくれ!
■伊藤潤二(漫画家)
エリザベスの美への執念に慄き、後半から脳裏をよぎる恐ろしい予感。そしてその予感を上回るおぞましいラスト!
■宇垣美里(フリーアナウンサー・俳優)
裸も血も勢いも、あまりの景気の良さに爆笑しながら、なぜだか涙も止まらなくて。若さや美しさへの執着を、その狂気を、誰が他人事にできるだろう。押し付けられる評価軸にぼろぼろに傷つけられた心の共鳴が止まらない。いいぞ、もっとやれ。
■宇野維正(映画ジャーナリスト)
キューブリック、デ・パルマ、クローネンバーグなどなど。名作のオマージュをここまで過剰にぶち込むと破綻しそうなものだが、『サブスタンス』は最初から最後まで100%の精度で監督の狙い通りにキマっていく。この作品の唯⼀の欠点は、完璧すぎるところだ。
■大森時生(テレビ東京 プロデューサー)
傑作。あまりに面白い。あまりに狂っている。彼女に向けられた無数の眼差し。居心地の悪さが、こびりつく。
■河合優実(俳優)
愛されないのは死ぬよりいやだ。彼女のこと笑えない。リアルだってもう狂ってる。
|
|
そこまでやる?の先の、更にその先にまで行かれたとき、不思議と笑いが込み上げてきた。
■こがけん(お笑い芸人)
はい、グロ注意報発令…!ここにあるのは想像の何百倍もの熱演をみせるデミ・ムーアの覚悟と、「終わるタイミングなくした?」と錯覚するほど執拗に畳みかけてくる監督の、鬼気迫るほどの執念だ!肉体がモノ化する怪異を前に、イヤでも「精神と肉体の関係」を考えずにはいられない…。強烈なルッキズムへのアンチテーゼを皮肉たっぷりに描く、これぞ名作ホラーの“悪魔合体的”怪作だ!!
■小島秀夫(ゲームクリエイター)
ヒッチコック、キューブリック、クローネンバーグ、カーペンターなどの細胞である“THE SUBSTANCE(実体)”をも吸収、分裂、同化、増殖した映画ファンには堪らない、唯一無二の天才監督コラリー・ファルジャにしか産み落とせない映画の傑作(実態)。
■品川ヒロシ(映画監督)
新しいジャンルの映画を観た気がした。スリラーでもあり、スプラッタホラーでもあり、サスペンスでもあり、そして悲劇で喜劇だ。映像、編集、音楽がとにかく格好いいんだけど、その効果により胸がゾワゾワする。何か嫌なことが起こりそうな雰囲気がずっと漂っている。
そしてあのデミームーアが『ここまでやるか』というほどの熱演&怪演。マーガレットクアリーも負けじ劣らず熱演。そしてラストは良い意味で滅茶苦茶だ。大好きな映画だったけど、きっともう⼀回観たらもっと好きになりそうな映画でした。
■SYO(物書き)
ありえないほど過激で、どうしようもなく真実。これこそ我々が生きる世界…ルッキズムの正体。身体が二つに割けるくらいの痛みと引き換えに傷ついた心を解放し、救済し、復讐してくれる。
覚悟も価値も――この映画は老いない。永遠に。
■武田真一(フリーアナウンサー)
ルッキズムへの憎悪と、自らの老いへの嫌悪。おじさんの僕もその矛盾する感情に苦しんでいますが、この映画は、その両者を徹底的にぶち壊す。スタイリッシュなホラーかと思いきや、ラストは目も開けていられない衝撃のカタストロフ。しかし不思議な爽快感も感じます。容姿へのモヤモヤを焼き払ってくれる問題作です。
■ドリアン・ロロブリジーダ(ドラァグクイーン)
エンドロールが終わった後の、晴れ晴れとした爽快感たるや!とにもかくにも、“全クィア必見”の傑作です。
■長谷川京子(俳優)
皆さん。女性は怒ってます。もう限界なんです。そんな女性の行き場のない怒りを、そして若さへの執着を、こんなにホラーに、そしてユーモラスに描くなんて。正直初めての体験過ぎて、コメントが上手く思いつきません…
■林健太郎(NOTHING NEW/映画プロデューサー)
アートとエンターテイメント。メジャーとインディペンデント。あらゆる境界を破壊し、不条理も固定観念も同調圧力も全て破壊し、鬱屈の時代を終わらせにきた革命の映画。
■森直人(映画評論家)
生成AIに代替可能な“美”の価値体系に対する、人間からの捨て身の反撃。これが『サブスタンス』という爆裂映画の涙が出るほどの尊さだ。
■山下敦弘(映画監督)
“最高っ!! !! ” としか言いようがない。作り手たちの覚悟が全編に渡って埋め尽くされ、毎秒タコ殴りされてるような状態で、めちゃくちゃ気持ち良かったです。とにかく何もかもが最高でした。こんな(?)映画を作ってくれて本当にありがとう〜!! !! !!
■山中瑶子(映画監督)
ねえ!!笑ってドン引いてぽっかり空いた口が塞がらないままラストになんか変な涙出た!あなたが大好きで大切だよって抱きしめたあと、やっぱり無理って投げ捨てるんだけど、また戻ってつまんで拾い上げたくなるような映画。つまり最低で最高ってことだからみんな見て☆★☆★☆