細田佳央太(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/05/09】俳優の細田佳央太が5月9日、NHK総合「あさイチ」(毎週月〜金曜あさ8時15分〜)に生出演。出演中の連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合・毎週月〜土あさ8時〜ほか)の撮影秘話を語った。
【写真】朝ドラ「あんぱん」“台本になかった”涙の名シーン◆細田佳央太、朝ドラ「あんぱん」撮影秘話語る
この日「あんぱん」で、主人公・朝田のぶ(今田美桜)の実家「朝田石材店」で住み込みで働く若き石工・原豪を演じている細田がプレミアムトークに出演した。細田は特に印象深かったシーンとして、第5話(4月4日)の父・結太郎(加瀬亮)を亡くして悲しみに暮れるのぶたち朝田家に、パン職人の“ヤムおんちゃん”こと屋村草吉(阿部サダヲ)が焼きたてのあんぱんを振る舞ったシーンを挙げた。朝田家の人々は、あんぱんを頬張りながら涙し、ほかほかのあんぱんに生きる力をもらう。
放送では、その様子を外から見守っていた豪もあんぱんを口にし、嬉しそうに噛み締める姿が描かれていたが、細田は「豪ちゃんに(あんぱんを)渡すっていうのは(台本には)なかったんですよ」と豪があんぱんを食べる場面は草吉役の阿部のアドリブであったことを明かした。
住み込みで働いている立場上、朝田家と一線を引いていた豪だったが、細田は「ヤムさんのなかではもうすでに豪ちゃんは、朝田家の人間の一部だと見てくださってたからだと思うんですよね。結太郎さんがいなくなったという同じ悲しみを共有しているからこそ『コイツにも必要なんじゃないか』と差し出してくださったので」と草吉の心境を推察しながら「すごい嬉しかったですね」と撮影秘話を語った。
視聴者の涙を誘った第5話の裏話に、SNS上では「アドリブだったなんて」「豪ちゃんがめちゃくちゃいい表情してたの覚えてる」「余計に泣けてしまう」「素のリアクションだったのか」「胸が熱くなった」「また見え方が変わるな〜」「豪ちゃんヤムさんの住み込みコンビ大好き」と反響が寄せられている。
◆今田美桜主演朝ドラ「あんぱん」
朝ドラ第112作目となる本作は、国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと妻・小松暢がモデル。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた愛と勇気の物語。主人公の朝田のぶを今田、のちにのぶの夫となる柳井嵩を北村匠海が演じる。(modelpress編集部)
情報:NHK
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