
前回からの続き。私はチヒロ(30歳)。旦那のマサユキ(31歳)と、ユウジ(2歳)、ジュン(0歳)の4人で暮らしています。ジュンが生まれる半年前くらいに旦那とケンカをして、義両親に仲裁に入ってもらったことがあります。そのとき、義母から「言い方に気を付けてあげて」とまるで私が悪いことをしたかのように言われたのです。そのことがきっかけで、義実家とは絶縁状態となりました。しかし義父から「下の子の名前くらい教えてください」とハガキが来たのです。このまま絶縁でいいと姉に背中を押してもらいたくて電話をしたのに……姉は私に説教をしはじめました。

姉の言葉にカッとなったため、私は電話を一方的に切りました。しばらくイライラしていましたが……だんだん、姉の言葉が頭に入ってきました。旦那も自分が悪いって認めていたし、義両親だって、私の味方になってくれました。だから私が悪いなんてわけが……あれ?

たしかに私は今まで、イヤなことをされたり言われたりしたらすぐ絶縁してきました。友だちに限らず、実の母までも疎遠気味です。

旦那が義両親と疎遠になっていなかったら、ふてくされてさらにひどい言葉をぶつけていたかもしれません。私ははじめて、「もしかして自分も悪かった……?」と思いはじめました。


たしかに姉の言うことは、どれも的を射ているような気がします。
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「当時からチヒロの考えがおかしいと思っていたけれど、余計なことに首を突っ込みたくなかった。面倒だし」と言う姉の言葉を聞いて「面倒なことに巻き込んでしまった義両親に対して、さらに面倒なことをしてしまったのかもしれない」と思いはじめたのです。
【第9話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・ちょもす 編集・海田あと
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