野島(北村有起哉)とALISA(円井わん)のクライマックスシーン=映画『逆火』(7月11日より全国順次公開) (C)2025「逆火」製作委員会 俳優・北村有起哉主演、内田英治監督による完全オリジナル脚本の映画『逆火』(7月11日より全国順次公開)の場面写真が解禁となった。登場人物別に紹介する。
【画像】映画『逆火』そのほかの場面写真 本作は、「実話」と銘打たれた「新作映画」の感動ストーリーが、嘘だとしたら?「真実」に翻ろうされ日常が崩壊していく助監督の姿を描く、衝撃のヒューマンサスペンス。内田監督の原案を、監督と『サイレントラブ』(2024年)のまなべゆきこが共同で脚本を仕上げた。
■野島浩介:北村有起哉
家族のことを顧みず撮影現場で働く助監督。いつかは映画監督になることを夢見て、忙しい仕事の傍ら脚本の執筆を続けている。「実話」と銘打たれた「新作映画」の仕事で、作者のALISAと出会い疑念が沸く。真実を追求するうちに、野島自身の日常が崩壊していく。
■小原有紗(ALISA):円井わん
自伝小説の作者。貧しい家庭で育ち亡き父の介護をするなど苦労して成功した少女。だが、「父親を殺した」という疑惑が浮かび上がる。真相を追う野島に、心を開くのか…。
■大沢祥平:岩崎う大
「新作映画」の監督。きれいごとを語り名声を気にする。映画の撮影に水を差す野島が疎ましい。
■野島幸:大山真絵子
野島の妻。仕事に夢中で家族を顧みない野島に失望する一方で、娘との関係にも悩んでいる。
■野島光:中心愛
野島の娘。父の野島が夢のために家族を犠牲にしていると思っている。家族に心を閉ざし、救いを求めた先は…。
■橘郁美:片岡礼子
映画プロデューサー。作家の真相よりも、動き出してしまった撮影を中断したくない。野島の動きを阻止すべく餌をちらつかせる。
■あらすじ
映画監督を夢見る助監督の野島の次の仕事は、貧困のヤングケアラーでありながらも成功したARISAの自伝小説の映画化であった。ところが、周辺で話を聞くうちに彼女に “ある疑惑”が浮かび上がる。この女は、悲劇のヒロインか、それとも犯罪者なのかー?名声を気にする監督、大ごとにしたくないプロデューサーといった撮影を中断したくない面々が、真実を追求する野島に圧力をかけてくる。やがて疑惑の火は、家族をも巻き込み野島の日常が崩れ始める…。