お笑いコンビ、ナインティナイン岡村隆史(54)とNON STYLE石田明(45)がMCを務めるカンテレのトークバラエティー「おかべろ」(土曜午後2時28分、関西ローカル)の公開収録がこのほど、大阪・関西万博EXPOホール「シャインハット」で行われた。
番組初となる公開収録には、約1500人の観客が参加。3本撮りで行われ、1本目のゲストは万博アンバサダーを務める男性デュオ、コブクロ。2本目はなにわ男子の藤原丈一郎と大西流星、Aぇ!groupの小島健と末澤誠也がシークレットゲストとして登場。3本目はハイヒールモモコ、なるみ、お笑いコンビ銀シャリ、アインシュタイン稲田直樹、バッテリィズが出演した。
収録に先立ち、オープニングアクトで岡村と石田が漫才コンビ「OKA STYLE」として漫才を披露。2017年1月に博多華丸・大吉のコンビ結成26周年記念イベントで披露して以来となる再結成を果たし、ファンの笑いを誘っていたが、思い通りにはいかなかったようで…。
石田が「『ネタに入るまで自由にやるわ』って言うてはったんですけど、何も入れてこなかったです」とバラすと、岡村は「漫才恐怖症というか。漫才を何年もやっていませんので」
前回、石田とのコンビで漫才を披露したときに稽古をし過ぎたせいか、今回は石田が稽古をしてくれず、「真っ白になってしまいました。後輩にもみっともないところをみせた。余裕がなかった」としょんぼり。「会場の様子を聞いてブルッとなって。がんじがらめになりまして、お客さんの拍手を聞いて、センターマイクを見たら、何もかもブッ飛んだんで、覚えたネタだけやろうと。すいません」と悔しがると、石田は大爆笑した。
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それでも、岡村は「緊張しましたけど、久々にお客さんの前で漫才という形を取らしてもらって、皆さんの笑顔も見られて楽しかった」と満足感もにじませた。石田を“漫才の教授”と呼び、「漫才の分からんことは全部聞いている」と明かすと、石田も「僕はナインティナインの漫才は書く準備ができてますから」と胸を張った。
お互いにコンビを組んでいるが、岡村は今後の「OKA STYLE」での活動について、「この先どうなるか分からないけど、吉本にいる限りは、2人でお客さんの前でやることもあるかもしれない。営業も行ったことないですけど、そういうのができる日があればやりたいなと思って、準備だけしておこうという気持ちはあります」と意欲を見せていた。
番組の模様は、6月7日(1本目)、14日(2本目)、21日、28日(3本目前編、後編)に放送される。
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