
5月4日(日・祝)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからのメッセージ>
たとえば私は、バレエの舞台を観に行ったとき、まだ何も始まっていないのに、幕が開いた瞬間に涙が出てきます。あるいは、町を歩いていて古いお家の取り壊し現場に出くわしたときなども、ポロリと涙がこぼれることがあります。
もともと感動しやすい性格で、些細な喜びや悲しみにもウルウルしてしまうのですが、「え、こんな場面で?」というような意外なタイミングで涙が出る自分に、ついていけないこともあります。
自分なりに分析するなら、バレエの場合は、役者さんやスタッフさんが本番までに積み重ねてきた努力のエネルギーが、幕が開く瞬間に解き放たれて、それを受け取って涙が出るのかなと思います。古い家を見て涙が出るのは、「この家が歩んできた年月に感動しているのかな」と考えるようにしています。
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私もあなたと同じで、「なんでここで泣くの?」と思うような場面で、涙がこみ上げてくるタイプです。メールの中でもご自身で答えを書かれていますが、こういう方は、普通の人よりも少しオーラが大きいのです。つまり、感受性がとても高くて、アンテナが敏感なんですね。
舞台の幕が開くときには、期待や高揚感が一気にあふれ出す。その気持ちが涙という形で表れているのだと思います。また、古い家に心を動かされるのも、その場のエネルギーや歴史と自分の波長が合っているから。スピリチュアルな視点から見ると、こうした感情の動きが激しい人は、受け取り側のオーラが大きく、感動ポイントと何かがぴったり合うと、強く反応してしまうのです。
たとえば親子愛とか、動物の親子の映像を観ただけで涙が溢れてきてしまう方もいます。きっと相談者さんは、そういうタイプなのでしょう。自分の経験や、感動してきたことと、目に入ったものがぴったり合うと、そのような状態になるのでしょう。
経験を重ねると、自分のなかに“感動スイッチ”が増えていきます。それが何かと重なると、わあっと涙があふれてくるようになる。私も、たとえば、「今年のお米は、できがいいなあ」と思っただけで涙ぐむことがありますよ。涙が出るかどうかは重要ではなく、心が動かされる経験を大切にすることが何より大事です。恥ずかしがる必要はまったくありません。そのままのあなたで、いいんですよ。

奥迫協子、江原啓之
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●江原啓之 今夜の格言
「心の表現は、あなたの優しさの表れです」
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5月4日(日・祝)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月12日(月)AM 4:59まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/
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