玉城ティナ「自然体で演じられた」『岸辺露伴は動かない 懺悔室』役に込めた想い語る

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2025年05月10日 12:01  cinemacafe.net

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『岸辺露伴は動かない 懺悔室』© 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
シリーズの人気エピソード「懺悔室」を映画化した『岸辺露伴は動かない 懺悔室』が5月23日(金)より公開される。ミステリアスなキャラクター、マリアを演じる玉城ティナのコメントが到着した。

本作で玉城ティナが演じるのは、美しき仮面職人・マリア。マリアは「懺悔室」を映画化するにあたり、脚本の小林靖子が原作の世界観を生かして作り上げたキャラクターだ。

ヴェネツィアで仮面職人として働く彼女は、父から“常に2番目で満足するように”と言い聞かせられ、胸には不幸の前触れを示す割れた鏡のペンダント、イタリアでは幸運の象徴とされるテントウ虫を模したピアスを逆さまに着けるなど、幸せを遠ざける不吉なアイテムを身にまとう。

玉城は、「チームがもう出来上がっている中で私は途中参加のキャストとして今回ヴェネツィアで合流させてもらったので、撮影に入るまではとても緊張していました」と明かす。

しかし、「私だけテンションが違うみたいなことになったらどうしようと心配していましたが、皆さんすぐに受け入れてくださって、高橋一生さんとも演技をする中でマリアと岸辺露伴の会話をスムーズにできたと思います。役について話し合うというよりは現場の空気感でお互いに何となく合わせるような、自然体で演じられたと思っています」と語り、良い雰囲気の中で役を演じることができたようだ。

また、自身が演じるマリアについて、「彼女はある呪いをかけられていて、幸せにならないように父親から命じられていることが心の根底にある」と歩んできた苦難が役のベースにあるという。

さらに、「私はそこを現実離れして考えるのではなく、身近な視点から考えを広げて演じました。見ず知らずの人に言葉という呪いを書き込まれたり、友達からのちょっとした一言で呪いにかけられている人ってたくさんいると思うんです」と話し、リアルな世界にも通じる等身大の“呪い”をイメージして演じたことを明かしている。

美しき仮面職人・マリアによって、物語はどのように展開していていくのか。

高橋一生演じる岸辺露伴との流ちょうなイタリア語での掛け合いや、露伴も理解を示した【仮面職人を仕事に選んだ理由】などにも注目したい。

『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は5月23日(金)より全国にて公開。





(シネマカフェ編集部)

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