漫才コンビトミーズ雅(65)が10日放送のMBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演。吉本興業を退所した「令和ロマン」高比良くるま(30)が、雅の発言に反応したことを受け、再び、くるまの“損失額”に言及した。
雅は3日放送の同番組で、「M−1グランプリ」を2連覇した、くるまの吉本退所を受けて「お金のことだけ考えると、1000万円ぐらいを20年間保証されたような賞なのよ、『M−1』って。吉本は劇場がある、営業がある。いろんなことを考えても、年収1200万ぐらいを絶対20年間もらえる権利がある。ということは、(20年で)2億4000万円ですよ。2億4000万円を捨てたってことになる」と独自の試算について語っていた。
この発言に対し、くるまはコンビのYouTubeチャンネルで反応。「これ知らなくて。本当に。言い訳がましいですけど、毎年1200万が20年間、絶対もらえるってことホントに知らなくて。2億4000万円が失われてしまったんですよ。マジで辞めなきゃ良かった。心から後悔してる。だって2億4000万円がパーだよ?」などと嘆いていた。
番組で、この、くるまの反応を紹介し、改めて「2億4000万円、損したのは本当?」と聞かれると、雅は「本当です。本当に指の間から2億4000万円がババババッって(すり抜けた)」とうなずいて繰り返した。
さらに、年収1200万円という試算は「最低額」として、「最低で(月収)100万。たぶん営業とか劇場とか、いろんなことをうんぬんかんぬんで、調子よければ(月収)200万ぐらいになるとしたら、(20年で)4億8000万を指の間から…」と、さらに損失額が大きい可能性も指摘した。
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また、「THE SECOND〜漫才トーナメント〜」で優勝した「ギャロップ」や「ガクテンソク」について「どんだけ俺、ハグしたか。1000万円の賞金よりも、今からギャロップとかガクテンソクは必ず(月収)100万を20年間もらえます。絶対もらえます。このまま吉本が劇場をずっと続けていけば、やで?」と続けた。
吉本興業が順調に劇場を運営している限り、賞レースの勝者には高収入が保証されることを強調。
これに、「M−1グランプリ」で2度決勝に進出するも、これまで優勝経験のない「アキナ」の秋山賢太(41)が、「僕らはこのままやってても、2億4000万もらえないってことですか?」と問うと、雅は「…なあ?」と口ごもり、秋山は「もう〜!」と苦笑。
雅は「ギャロップとかガクテンソクは、それまではたぶん(月収)30万円ぐらいで生活していたはずやねん。それが賞をとると、グッとあがるねん、吉本は」と、収入アップのシステムについて言及していた。
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