女優松本若菜(41)が10日、都内で行われた「第33回橋田賞」授賞式に出席し、「橋田賞新人賞」を受賞した。
TBS系連続ドラマ「西園寺さんは家事をしない」ではユーモアと人間味を、フジテレビ系「わたしの宝物」では繊細な感情を的確に描き出し、多彩な役柄にリアリティーをもたらす演技力が評価された。
「『西園寺さん』ではものすごくパワフルな女性を演じました。『わたしの宝物』では真逆な役を演じさせていただきました。切り替えはなかなか大変だったなと記憶しております。きっと2024年上半期、『人生何があるか分からないで賞』がもしあったら、いただくと思います、私」とユーモアをまじえてあいさつ。「昔はこうでなければいけないと肩肘張っていたものが、最近になってようやく、いいものには影響されていいんだって思うようになってから、演技することがさらに楽しくなりました。今度も素晴らしい作品にであるよう、俳優としてさらに大きくなっていきたいと思います」と話した。
「橋田賞」は放送文化の向上に貢献した番組、スタッフ、俳優に贈られる賞。主催の橋田文化財団は21年に95歳で亡くなった脚本家の橋田壽賀子さんが理事長を務めており、今年は橋田さんの生誕100年を記念して開催された。
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