女優奈緒(30)が10日、都内で行われた「第33回橋田賞」授賞式に出席し、「橋田賞新人賞」を受賞した。
24年放送のTBS系ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」で複雑な感情を抱く女性を繊細に演じ、関西テレビ「春になったら」では温かさと切なさを併せ持つ人物像を体現。卓越した演技で視聴者の心をつかんだ。
金髪ショートヘアに、ノースリーブのドレスで登場。「このような素晴らしい賞をいただき、すてきな皆さまとご一緒できてとても光栄です」とあいさつした。「橋田寿賀子さんが生誕100年。平和をテーマにたくさんの作品を残してらっしゃると思うんですが、戦後80年というタイミングで、私事ですが30歳を迎えました。新人賞に思わず胸がときめくような、恐れを感じるような気持ちでおります。ここまで導いてくださった皆さまに心から感謝を伝えたいです」と話し、「1つ、ずうずうしいお願いをしたいと思います。今日受賞された皆さまの中で、ご一緒できてない方がたくさんいます。皆さまとご一緒できる機会をいただけたらうれしいです」と、新たな縁を望んだ。
「橋田賞」は放送文化の向上に貢献した番組、スタッフ、俳優に贈られる賞。主催の橋田文化財団は21年に95歳で亡くなった脚本家の橋田壽賀子さんが理事長を務めており、今年は橋田さんの生誕100年を記念して開催された。
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