BEYOOOOONDS卒業の島倉りか、ラストコンサートツアーがスタート「何か残せるように」

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2025年05月10日 19:45  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

前列左から江口紗耶、島倉りか、清野桃々姫、小林萌花、西田汐里、後列から高瀬くるみ、岡村美波、前田こころ、里吉うたの、平井美葉

ハロー!プロジェクトの10人組アイドルグループ「BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)」が10日、都内で、コンサートツアー「BEYOOOOONDS CONCERT TOUR 2025 SPRING〜Take Me Out To The BALLROOOOOM!〜」の初日公演を行った。


4月には台北で初の海外単独公演を成功させ、音楽フェス「JAPAN JAM 2025」でも熱いステージが話題となった。昨秋のツアーではライブ会場をディスコに変えたが、今ツアーはタイトル通り、「舞踏室」「ダンスホール」を意味する「ボールルーム」がテーマ。シャンデリアにミラーボール、レッドカーペットと華やかなステージとなった。


同ツアーをもって卒業を発表している島倉りか(24)にとってはラストツアー。卒業後は留学、そして昭和歌謡やポップスを歌っていくことを発表している。「私にとっては最後のツアーなので、ファンのみなさんに今までの感謝の気持ちを伝えたいです。BEYOOOOONDSはこれからも続いていくグループなので、私も何かを残せるように、そしてBEYOOOOONDSがさらにパワーアップできるようなツアーにしたいです」。


また、「きっと私を見るのが最後という方が毎公演毎公演いらっしゃると思うので、『これが最後のツアーなんだ』としっかりと意識しながら、全部を出し切れるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。


前半は演技を交えつつ、楽曲のストーリーを組み合わせながら、ある恋物語を紡いだ。清野桃々姫(20)は「このツアーが始まったということは楽しくもあり、寂しさも少しありますが、いろんな感情を共有しながら、一瞬一瞬を大切に楽しく過ごしていきましょう!」と会場に呼びかけた。


後半は、新曲「Do−Did−Done」「あゝ君に転生」などを立て続けに披露。演技に歌、ダンスはもちろん、随所にちりばめられたユニークな演出や小道具、コール&レスポンスなどから多彩な表現力と高いパフォーマンス力を感じさせた。


小林萌花(24)は「前半戦は(島倉)りかがストーリーの主役となって物語が進んでいくのが見どころ」とし、「これまでの楽曲の世界観を広げたようなパフォーマンスに注目してもらいたいです」とコメント。 また、「個人的には、冒頭に『BALLROOM』というテーマに沿った曲をピアノで弾かせていただいているのですが、そこは緊張する部分なので頑張りたいです」と続けた。


その上で「そして今回は10人でのラストツアーということで、りかを9人で見送れるようにという思いと、今までの曲たちを10人で存分にパフォーマンスできたらなと思っています」とした。


同ツアーは全国4都市8公演で開催。6月9日には、東京・日本武道館で島倉の卒業公演を行う。

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