東国原英夫氏、政治家転身のきっかけは「風俗事件の不祥事。あれがきっかけ」

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2025年05月11日 06:30  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

東国原英夫氏(2024年1月撮影)

元衆院議員で宮崎県知事も務めた東国原英夫氏(67)が、8日放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1時)に出演。政治家に転身したきっかけを語った。


「たけし軍団」として苦楽をともにしたガダルカナル・タカとトーク。芸人「そのまんま東」として活動していた東国原氏は、その後政治家に転身し07〜11年まで宮崎県知事を務めた。タカは「政治家なんてものをよく目指す気になったなと。何でそこに行ったのかなとずっと(思っていた)」と政治家を目指した理由を聞くと、東国原氏は「1998年。風俗事件の不祥事。あれがきっかけよ」と明かした。


風俗事件とは、98年に都内の風俗店が未成年の少女を働かせていたとして摘発された事件のこと。東国原氏は同店を利用した立場で任意の事情聴取に協力したが、それが「淫行疑惑」として報じられ騒ぎとなった。タカは「風俗に対して、日本の法律的に間違ってる部分があるぞ、俺はそこを訂正するんだみたいなことで?」と真意を尋ねると、東国原は「全く違うね」とひと言。「風俗事件で自主謹慎になったの。あれで方向転換をした。あの時、淫行というレッテルを貼られたので、これはお笑いとしては無理かなと」と当時の心境を振り返った。


タカは「だとしたら転換する方向を大いに間違ってるのよ。自分がしたことを考えて、こんなやつが政治家になろうとするかって」とツッコミ。一方で東国原氏の大胆な決断については「そこが根本的に間違ってるけど面白いのよ」とあきれつつも感心した。また「異次元なのよ。これが異次元で済めば我々ももうちょっと笑えたけど、まさかの当選してしまう。そして知事としてそれなりの仕事をこなしてしまう。何でそこに行っちゃったの、大変だったろうなということも含めてね」と苦笑した。


東国原氏は「知事というのが大きなボケだったのかも知れないね、俺にとっては」と笑い、知事となってからは「誰もツッコミがいないのよ。知事時代結構ボケてるのよ、俺。職員の方たちは知事だから『コラ!』とかできないわけ。『いいかげんにしろ!』とか。スリッパでパンとかしてほしいのに」と残念がっていた。

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