歌舞伎俳優片岡愛之助(53)が10日までに、インスタグラムを更新。関西への強い思いを投稿した。
愛之助は「このたび、ようやく−−上方で『ただいま』を申し上げられる日がやってまいりました」と、大阪松竹座で開催する公演について記した。
昨年11月末に舞台装置と接触し、上顎と鼻骨を骨折する重傷を負い、今年3月の歌舞伎座で舞台復帰した愛之助は「今回の公演には、特別な思いがあります。それは、この舞台が、『上方での本格復帰』になるからです。昨年末に大きなケガを負い、約3カ月間、舞台を離れました。東京・歌舞伎座で復帰いたしましたが、私は上方歌舞伎の役者。やはり、生まれ育った関西の地で、皆さまに『ただいま』と申し上げることが大切だと感じておりました」と思いをつづった。
上演する「鯉つかみ」は11役の早替わりなど、体力が必要な演目だが、愛之助は「待っていてくださったお客さまに、より楽しんでいただきたいという思いから、あえて自分との戦いとなるこの形を選びました」とした。
フォロワーからは「完全復活最高」「待ってました! おかえりなさい」などの声が寄せられた。
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