元タレントで、現在は結婚相談所「Agum」を運営する恋愛コンサルタントとしてフジテレビ系「ザ・ノンフィクション」に出演するなど話題となった山本早織氏(39)が11日、働く女性へ向けたYouTubeチャンネル「ビジネス女子チャンネル」(ビジ女)を開設した。
自身がMCとなってゲストの話を聞き、その人の半生やビジネス書などには載っていない処世術を伝えるもので、初回は10代の頃からの付き合いというDreamのAya(37)が登場。写真家をメインに、さまざまな事業を行う現在や、次回予告では昨年出産の子どもも顔出しで登場するなど、早くもSNSで注目を集めている。
2人は顔を合わせるのは約10年ぶりといい、冒頭では「めっちゃ久しぶり〜!」とハイタッチを交わす場面も。E-girlsではリーダーを務めるなどしたAyaは30歳でグループを離れ、所属事務所も退所してイチからカメラ店でアルバイトを始め、独立して会社を設立した現在などを明かした。「やりたいことが多すぎて」と甘酒事業やライフスタイルブランド立ち上げ、保護犬、保護猫の活動など多岐にわたる活動に力を入れていると明かし「カメラマンをメインに、本当に今が一番やりたいことをやってるかな」と笑顔で語った。
山本から決断の真意について聞かれると「25歳くらいの頃から未来を見ていて、27歳くらいの時には会社に引退したあとのことを考えたいと言っていて」と明かした。グループを抜けた時は「まだまだ歌えたし踊れた時期」としつつ「『後輩たちに任せたぞ』という風にしたいなと。15歳からやっていましたし、グループもしっかりしていて私がいなくても輝けるだろうなというのもありました。私が抜けることでまた輝けるかなという思いもありましたね」と振り返った。
話を聞いた山本氏もかつてグラビアなどで活躍し、結婚などを機に20代後半で芸能界を引退。約2年で離婚すると、銀座のホステスなどを経て「Weave」起業へ至るなど、激動の20代、30代を過ごしてきた。2人はともに10代の頃にフジテレビの女子フットサルリーグの企画で出会ったといい、山本氏はAyaについて「誰からも好かれる人ですね。敵を作らず女の子が友達になりたいと思う本当に魅力的な人」と絶賛していた。
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Ayaは写真家として歩み始めた理由については「歌とダンス以外に唯一続けていたことがカメラだった」と説明。アルバイトは現役時代にお世話になっていたという東京・自由が丘のカメラ屋に履歴書を送って始めたといい「大きい会社にいたので、最初は怖さや孤独感もありました」と回顧。その後、独立して会社設立へと踏み切っており、次回予告では起業後の大失敗エピソードや、子どもと共演しながら語る模様などが映し出された。
今回のチャンネルは女性の社会進出や、働く女性を支援する目的で立ち上げられた。裏方にはテレビ番組制作なども行っている精鋭スタッフを起用しているといい、山本は「出演した人の人生を聞きながら『私もできそう』と思ってもらえたらいいなと思っています。自分の持っているスキルを売りにしようと行動することはすごく大事なことだと思います」と話した。
Ayaのあとにも大物ゲストが登場予定といい「その人のあまり見られていない素の魅力的な部分を伝えられたらいいなと思っていますし、ここからブレークする人が出たりしたらいいなとも思っています」と意気込んだ。就職から結婚、子育てなど20代から50代までの女性の生き方の変化に悩んでいる人は多いとし「社会とつながっているという軸があると自信が持てると思いますし、自分のやりたいことは諦めずにやっていいということを伝えたいです。それが子育てや仕事でも、今の時代に合わせたSNSでもいい。やりたいことを自分なりのスモールステップで始めることはいいことなんだよということを伝えたいですね」と力を込めた。
自身も今年に入って「ザ・ノンフィクション」や「全力!脱力タイムズ」に立て続けに出演。恋愛コンサルタントとしての活動もフィーチャーされており、“クズ芸人”として活動するお笑いコンビ、ガッポリ建設の小堀敏夫(57)の婚活を紹介した「ザ・ノンフィクション」では小堀のクズっぷりが話題となり、「クズ芸人」がトレンド入りしたこともあった。
31歳で起業し、年商は約6000万円と経営者としてらつ腕をふるうが、起業直前のホステス時代は稼いだお金をFXで600万円溶かすなど失敗も経験。「お金ってこんなに一気になくなるんだと。それだったらもっと自分に使った方が良かったな、起業しようかなという考え方になった」といい、結婚相談所のほか、エステサロン事業や起業家育成などにも着手。3月には著書「最短で運命の人を見つける!左脳で婚活」(サンルクス)も出版。本に自身について書き込みながら自己分析を進め「自分の軸と向き合うことで、どうありたいかというところからパートナーを探していきます。この本を書き込んで閉じた時に目の前に運命の人がいるというストーリーを描きながらつくりました」とPRした。
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