
Nintendo Switchで遊べる2人プレイ対応のゲームは数あれど、お互いがどんなゲームが好きか、どんな時間を過ごしたいかで選ぶべきゲームもガラッと変わってくるもの。“ハズレ”ではないゲームを探すのは意外と大変です。
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今回は、実際にプレイしてみて“アタリ”だと感じた2人プレイ対応のゲームを5つピックアップして紹介します。家族や恋人、友人との時間にどうぞ。
●「Overcooked 2 - オーバークック2」
1作目は、あらためて紹介するまでもないかもしれないビッグタイトル「オーバークック(Overcooked)」シリーズより、「Overcooked 2 - オーバークック2」です。ナンバリングはいきなり2からでも楽しめます。追加コンテンツも細々と多く展開されていますが、基本のパックだけならセールを狙うとかなり安く入手できることも魅力です。
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「はちゃめちゃクッキング・アクションゲーム」と称されるように、プレイヤーがキッチンに立つ料理人となり、制限時間内に指定された料理を協力して調理し、提供するというゲームです。視点はクオータービューで固定されています。
例えば、1人目が肉を切り、2人目が肉を焼き、その間に1人目が皿を洗って準備しておき、2人目が焼けた肉を皿に持って、1人目が提供し……と複雑なオペレーションの最適化を試行錯誤していくスリリングな面白さが詰まっています。
2人で遊べば盛り上がる時間を過ごせること間違いなし。お互いにミスしてもけんかせずに笑い飛ばしましょう。
●「Untitled Goose Game 〜 いたずらガチョウがやって来た!〜」
2作目は、オーストラリアのHouse Houseが開発した「Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜」です。こちらもクオータービューのアクションゲームであり、プレイヤーがガチョウとなって、ゲーム内で提示されたタスク(いたずら)を次々とクリアしていきます。
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ゲーム内のアクションは、アイテムをくわえたり、鳴いたり、羽ばたいたり、身をかがめたり──と意外に豊富。農家のおじさんから帽子を奪ったり、少年を電話ボックスに閉じ込めたりと、いたずらガチョウになったからこそ許されるタスクの数々に、次第にあなたのなかに潜む悪ガキが目覚めることでしょう。
難易度もそこそこ歯応えがあり、ボリュームも多過ぎず少な過ぎずとバランスの良い作品です。そして、なによりプレイヤーが操作するガチョウのアニメーションが可愛らしくてほっこりします。喜劇のような世界観にどっぷり浸れる名作です。
●「Cuphead」
続いては、ランキングにもよく登場していたタイトルなのでご存じの方も多いであろう「Cuphead」(カップヘッド)。レトロカートゥーン風の可愛らしいアニメに引かれてうっかり手を出すと痛い目をみるであろう、高難易度の2Dアクションゲームです。
敵からの弾幕を避けつつ、シューティングで攻撃をし、タイミングよくパリィで攻撃をやりすごしたり、ライフがなくなった仲間を回復したり──とハラハラするゲームバランスは秀逸。アクションゲームの経験値に自信があるユーザーが2人そろったらならば、全ステージクリアを目指してやり込んでみることを勧めます。
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なお、ダウンロードコンテンツの「Cuphead - The Delicious Last Course」はシナリオが独立しているので、まずは本編をクリアして、一息ついてから検討するのが良いでしょう。
●「ibb & obb(イッブとオッブ)」
2人協力プレイの2Dアクションパズルは数あれど、どうもテンポが悪くてプレイ時間が長くなるとダレてしまうものが多い印象があります。しかし、こちらの「ibb & obb(イッブとオッブ)」は、シンプルな構成とギミックながらも、重力が切り替わるステージによってサクサクと軽やかかつリズミカルに進行できるのが魅力。良い意味で「VVVVVV(シックスブイズ)」のような探索要素・ストーリーもないので、淡々とすすめられる作品です。
一方、後半に進むにつれて、ステージギミックも徐々に難しくなります。大人でも正解のルートをひねり出すのに意外と時間がかかることもあるでしょう。
●「小さな世界」
最後は、疲れた休日や、寝る前の時間などに、家族でまったりと楽しめるであろう「小さな世界」(Tiny Lands)。ローポリゴンの3Dオブジェクトを散りばめたジオラマが2つ並び、立体的な間違い探しになっているという、シンプルながらに味わい深いゲームです。
緊迫したアクションゲームにハラハラするのは、ちょっと無理かも、という方でも、ゆったり息抜きになる良作。ちなみに、2025年3月にはコンテンツが追加された「小さな世界 ・デラックス版」もリリースされているので、長く楽しみたい方は、最初からこちらを購入してしまうのもオススメです。