『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』©2025 PARAMOUNT PICTURES.シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』よりメイキング映像が解禁された。
先日行われた来日記者会見では、北極圏のロケでホッキョクグマと遭遇したエピソードなどが明かされ大きな話題となったが、この度、そんな北極圏に位置する<世界最北の街>スヴァールバル諸島での撮影裏を捉えた極寒メイキング映像が到着。
映像でトム・クルーズは「スヴァールバル諸島は、息をのむほど美しい。この素晴らしい場所で撮影できるなんて本当に特別な体験だ」と語る。一面に広がる氷原、雪に覆われた山岳地帯、そして砕氷船でしか進むことができない荒々しい北極海など、思わず見入ってしまう壮麗な景色が映し出されている。
だが、気温はなんと-40度という極寒の中撮影は行われたそうで、クリストファー・マッカリー監督の口髭が凍っている様子からもその過酷さがうかがえる。ベンジー役のサイモン・ペッグは「-40度の寒さは演技ではごまかせない。手袋を外せば数秒で指が凍ってしまう」と厳しい環境下で演技をする難しさについて述べている。
また、機材に雪が積もってしまい技術的にもシリーズ屈指の過酷な撮影となったようだが、グレースを演じたヘイリー・アトウェルは「この過酷な環境がサスペンスとドラマを深める」と実際に寒さを味わっているからこそ生まれる真実味について言及している。
トム・クルーズも「臨場感のある映像を届けたかった。素晴らしい仕上がりだよ」とCGでは決して表現することのできない“リアル”へのこだわりを語っている。
数々の映画の常識を覆し続けてきたシリーズの最終章となる本作。ぜひそのスケールを映画館で体感してほしい。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月17日(土)〜22日(木)先行上映、5月23日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)