関東地方は明後日13日以降は熱中症に注意 週後半は蒸し暑さが加わり食中毒にも注意

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2025年05月11日 17:59  日本気象協会

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関東地方は明後日13日(火)以降は、最高気温が25℃以上の夏日が続くでしょう。週前半は比較的カラッとした暑さですが、週後半は蒸し暑さが加わりそうです。熱中症や食中毒のリスクが高まりますのでご注意ください。

関東地方は13日以降は夏日が続く

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関東地方は、明日12(月)は、気圧の谷や湿った空気の影響で朝までは広く雨が降るでしょう。日中は一旦天気が回復し、晴れ間の出る所もありそうです。ただ、午後は大気の状態が不安定になり、所々で雨雲や雷雲が発生する見込みです。急な雨や雷雨にご注意ください。最高気温は、今日11日(日)は25℃を超えた所が多くなりましたが、21℃前後と暑さは収まる見込みです。

明後日13日(火)〜15日(木)にかけては、移動性の高気圧に覆われて、各地で晴れる見込みです。大気の状態も比較的安定しているため、急な雨があっても山沿いの一部に限られそうです。最高気温は、25℃を超える所が多く、内陸では30℃に迫る所もあるでしょう。湿度は比較的低いため、カラッとした暑さですが、こまめな水分補給は心がけください。

16日からは雨続き、蒸し暑く

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16日(金)以降は、前線や低気圧が本州付近を通過する見込みです。そのため雨の所が多くなるでしょう。まだ、少し先のことで、予報が変わる可能性はありますが、雷雨や雨脚の強まる所もありそうです。最新の予報を確認するようにしましょう。

最高気温は25℃前後の所が多く、雨が降る割に気温は高くなりそうです。湿度は高く、これまでのカラッとした暑さから「蒸し暑い」に変わる見込みです。同じ気温でも湿度が高い方が熱中症のリスクが高まります。風通しの良い服装を選び、気温の上がる昼間はエアコンを使うのも良いでしょう。また、食中毒のリスクも高まりますので、お弁当など食品の取り扱いにはご注意ください。

食中毒予防の3原則

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食中毒を予防する3原則は、以下の通りです。

1つめは、清潔・洗浄で、細菌などを「つけない」ことです。調理の前には石鹸やハンドソープを使って、正しい手洗いを徹底しましょう。調理中に食材が変わるたびに、手洗いをするよう心がけてください。調理用具は洗浄・殺菌をするだけでなく、肉・魚、野菜など、食材によって使い分けるのが効果的です。

2つめは、迅速・冷却で、細菌などを「増やさない」ことです。細菌は、時間が経つにつれて、どんどん増えてしまいます。増やさないためには、食材の温度管理を徹底しましょう。調理中の食品を、そのまま放置しないだけでなく、作った料理はなるべく早く食べて、食べきれないものは、早めに冷蔵庫に保存してください。

3つめは、加熱・殺菌で、細菌などを「やっつける」ことです。細菌やウイルスの多くは高温に弱いため、食材の中まで、しっかりと加熱処理をしましょう。中心温度が75℃で1分間以上の加熱をするのが、目安です。

このニュースに関するつぶやき

  • これいわゆる気温表示で東京なんかアスファルト、ビル窓に太陽の乱反射で35℃位はいきそうだけどな
    • イイネ!6
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