クリスタル・パレスが6試合ぶり勝利でトッテナムは17位転落…日本代表MF鎌田は60分から途中出場

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2025年05月12日 00:52  サッカーキング

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2得点を挙げたエゼ(中央)[写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第36節が11日に行われ、トッテナムとクリスタル・パレスが対戦した。

 今シーズン、多くの負傷者に悩まれるトッテナムはここまで勝ち点「38」の獲得に留まっている。しかし、UEFAヨーロッパリーグでは準決勝でボデ/グリムトに2戦合計5−1で勝利し、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場へ望みをつないだ。一方のクリスタル・パレスは、リーグ戦で3試合連続引き分け中と勝ち切れない試合が続いているが、FAカップで躍進し、決勝進出を決めている。

 日本代表MF鎌田大地がベンチスタートとなった一戦は、クリスタル・パレスのペースで試合が進んでいく。8分、イスマイラ・サールがネットを揺らしたものの、その前の流れでジャン・フィリップ・マテタがVARの結果、オフサイドを判定され、ゴールは取り消しとなる。

 25分にはCKの折り返しに反応したマテタがシュートを放つも、GKアントニーン・キンスキーが至近距離でブロック。その後もダニエル・ムニョスのシュートがバーに当たるなど、クリスタル・パレスが縦に速い攻撃でトッテナムゴールを脅かしていく。

 前半終了間際の45分、攻め続づけたクリスタル・パレスが先制に成功する。右サイドをムニョスが抜け出すと、そのままペナルティエリアに侵入。GKキンスキーと1対1となるが、併走していたエベレチ・エゼにパスを出すと、エゼが無人のゴールに流し込んだ。

 対するトッテナムはペドロ・ポロが直接FKを狙うも、バーを越え、同点とはならず。クリスタル・パレスが1点のリードで試合を折り返す。

 そして48分、クリスタル・パレスが鮮やかなカウンターから追加点を奪う。エゼがサールにロングスルーパスを送ると、サールがシュート。そのこぼれ球をサールがエゼへ渡すと、冷静にゴールを決めきり、2点目を挙げる。

 すると4試合ぶりにベンチスタートとなった鎌田が60分から途中出場を果たす。前線からのプレスを継続し、試合を支配するクリスタル・パレス。一方のトッテナムは反撃の糸口を見出せずに時間が経過していく。その後、スコアは動かず試合は終了。ホームのトッテナムは0−2で敗戦を喫した。

 トッテナムは次節、16日に敵地でアストン・ヴィラと対戦。クリスタル・パレスは18日にFAカップ決勝でマンチェスター・シティと戦った後、20日にウルブスと対戦する。

【スコア】
トッテナム 0−2 クリスタル・パレス

【得点者】
0−1 45分 エベレチ・エゼ(クリスタル・パレス)
0−2 48分 エベレチ・エゼ(クリスタル・パレス)

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