齊藤京子主演映画『恋愛裁判』倉悠貴・唐田えりか・津田健次郎が出演 カンヌに向けて特報&ポスター解禁

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2025年05月12日 05:00  ORICON NEWS

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映画『恋愛裁判』(左から)唐田えりか・倉悠貴・津田健次郎が出演(C)2025「恋愛裁判」製作委員会
 元・日向坂46でセンターを務めた経験を持つ齊藤京子が主演を務める映画『恋愛裁判』。日本のアイドル界でまことしやかに語られる「恋愛禁止ルール」に切り込んだ、深田晃司監督によるこの最新作は、フランスで現地時間13日に開幕する「第78回カンヌ国際映画祭」の「カンヌ・プレミア部門」へ正式出品が決定。現地時間22日に予定されているカンヌでの公式上映を前に、出演キャストとして倉悠貴、唐田えりか、津田健次郎の出演が明らかになった。また、本作の世界観を切り取ったスリリングな特報映像と、カンヌに向けて制作された海外版ビジュアルも解禁された。

【動画】緊迫感あふれる裁判シーンを含む特報映像

 「アイドルの恋愛は罪なのか!?」というセンセーショナルなテーマを掲げる本作。昨年グループを卒業し、現在はドラマやバラエティ番組で活躍中の齊藤が、映画初主演にしてアイドル役に挑戦。深田監督は「齊藤京子さんとの出会いがなければこの映画は完成しなかった。絵空事にすぎなかった脚本に、全身全霊で血肉を与えてくれた」と、彼女を絶賛している。

 物語の主人公・山岡真衣(齊藤)は、人気アイドルグループでセンターを務める現役アイドル。そんな彼女が禁断の恋に落ちる相手・間山敬を演じるのは、エミー賞18冠に輝いたドラマ『SHOGUN 将軍』など話題作への出演が続く倉悠貴。オーディションで本作の役を勝ち取り、「現代社会においてこの作品を届けられることの意義を深く感じ、全力で取り組ませていただきました。真衣と敬の恋愛がどのように展開していくのか、その行く末をぜひ見届けてください」と熱い思いを語っている。

 真衣の所属事務所のチーフマネージャー・矢吹早耶役には、Netflixシリーズ『極悪女王』での熱演が記憶に新しい唐田えりかが起用された。「先日完成した本作を観て、“映画があることの意味”を改めて感じました。人生は選択の連続であり、さまざまな可能性があるということ、どんな未来にもなり得るということを、忘れずにいたいです」と本作への思いを語っている。

 そして、「恋愛禁止ルール」に違反した真衣に対して訴訟を起こす、所属事務所の社長・吉田光一を演じるのは、声優界のレジェンドにして、俳優としても活躍中の津田健次郎。「深田監督がアイドルという存在をどのように描いたのか、興味が尽きません。劇場で観られるのが本当に楽しみです」とコメントを寄せた。

 特報映像では、「恋愛禁止ルール」に違反した真衣を巡る裁判シーンの一部が公開。恋愛を理由に責め立てられ、うつむく真衣が、問いかけに対して「自分の気持ちに嘘をつくのが嫌だったからです」と正面を見据えて語る姿が、強く印象に残る。

 本作の日本公開は今冬を予定しており、カンヌでの反響が楽しみだ。

■間山敬役:倉悠貴のコメント(全文)

 この作品のオーディションを受ける際、まるで運命のようなものを感じました。先日、完成した作品を拝見し、自信を持って素晴らしい映画だと確信しています。現代社会において、この作品を届けることができる意義を深く感じ、全力で取り組ませていただきました。真衣と敬の恋愛がどのように展開していくのか、その行く末をぜひ見届けてください。

■矢吹早耶役:唐田えりかのコメント(全文)

大念願の深田晃司組でした。
深田監督とお仕事をすることが、二十歳から私の目標のひとつであり、言葉にし続けてきました。
オーディションに受かったと聞いたときの喜びは今でも忘れられません。
先日完成した本作を見て、映画があることの意味を改めて感じました。
人生は選択の連続であり、さまざまな人生の可能性があること、どんな可能性にでもなり得るということ、忘れずにいたいです。
深田組の皆さん、カンヌ国際映画祭出品おめでとうございます。
この挑戦的な意欲作をぜひ見届けてほしいです。

■吉田光一役:津田健次郎のコメント(全文)

 世界を舞台に活躍されている深田監督の作品に出演させていただける事をとてもうれしく思います。しかも今回はアイドルを題材にした映画です。もちろん脚本は読んでいますし、撮影も終わっているのですが、あの深田監督がどんな風にアイドルを描いたのか興味が尽きません。アイドルを描く先に広がる深田ワールド、劇場で観られるのが本当に楽しみです。皆様も楽しみに待っていて下さい。


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