
自分が被害に遭っていなくても、他の人がパワハラを受けている様子を見るのはつらい。投稿を寄せた20代女性の職場では、他部署の先輩が不当に厳しい扱いを受けていると明かす。
女性は今の会社に入って2年目。部署は違うが、同じ事業所に所属する先輩Aさんと一緒に仕事をする機会も多いという。(文:西荻西子)
「休日は休め、というのが会社の方針なだけに、明らかにおかしいのですが……」
Aさんの直属の上司は、もともと周囲にも厳しいことで知られているが、とりわけAさんに対して当たりが強い。
「今まさに仕事をしているにもかかわらず『暇なら仕事しろ!』と言ってくることがあります」
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さらに問題なのは、休暇中の対応についての指示だ。その上司は部署全体にこう通達したという。
「休日でもメール見ろ!社内共有チャット見ろ!」
Aさんが休日中に共有チャットを見ていなかったのが判明したときは、わざわざ上司が電話をしてきて注意することまであった。女性は、
「休日は休め、というのが会社の方針なだけに、明らかにおかしいのですが……」
と会社と異なる方針を押し付ける上司に辟易している。女性は部署が異なるためどうすることもできず、「先輩が不憫でなりません」と見守るしかできない状況だ。
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問題上司の発言や行動は、明らかにパワハラにあたる。休日に仕事を強要するのも労基法違反だ。最近は、一定以上の規模の会社なら内部通報窓口が設けられている。そうしたところに匿名で通報するのもよさそうだが……。
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