CL出場目前のビルバオ、バルベルデ監督との契約延長へ! 来季で通算10シーズン目の指揮に

0

2025年05月13日 14:12  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

バルベルデ監督との契約延長が間近に! [写真]=Getty Images
 アスレティック・ビルバオを率いるエルネスト・バルベルデ監督は、クラブとの契約延長が間近に迫っているようだ。12日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

「ともに歩み続けることを選ばないということになれば、それはサプライズ以外の何ものでもない」と、スペイン紙『マルカ』が見解を示している。1964年2月9日生まれのバルベルデ氏は現在61歳。2022年夏にアスレティック・ビルバオで第3次政権を始めると、2023−24シーズンには40年ぶり通算24度目のコパ・デル・レイ優勝を達成。自身にとっても、2014−15シーズンに敗れた決勝戦の舞台でリベンジを果たし、クラブ神話に登場する“青いはしけ船”をネルビオン川に蘇らせた。

 3年目となった今シーズンも、ラ・リーガ第35節終了時点で17勝13分5敗の4位につけており、2014−15シーズン以来のチャンピオンズリーグ出場に近づいている。また、7年ぶりに戦ったヨーロッパリーグでも4強入り。準決勝で理不尽な判定に何度も泣かされたこともあり、夢見た本拠地『サン・マメス』での初戴冠こそ成し遂げられなかったが、この時代においても“バスク人だけ”のチームで、欧州大会で互角に渡り合えることを証明してみせた。加えて、この3年間で世代交代も推し進め、CBダニ・ビビアン、MFオイアン・サンセト、FWニコ・ウィリアムズを本格的に大黒柱へと成長させた他、トップチームデビューを与えたMFウナイ・ゴメスとMFミケル・ハウレギサールの“03年組”を始めとする若手選手が続々と台頭。とくに、後者はミランやリヴァプールから関心を寄せられるなど、注目を集めている(こちらも2030年夏までの契約延長に近づいているとのこと!)。

 そうした中で『マルカ』によると、アスレティック・ビルバオの会長を務めるホン・ウリアルテ氏は、2期目を目指すかどうかについてはいまだ言及していないが、ひとまず任期となる2026年夏までは、公約として招聘したバルベルデ監督と運命をともにしたい意向を明らかにしているという。なにより、“チングリ(愛称)”にとっても、選手キャリアにおいて最も多くの試合に出場し、監督キャリアにおいて最も多くの勝利を収めたクラブであるアスレティック・ビルバオを率いることは、それは単にスポーツの問題ではなく、愛するクラブを指揮するということだと常に強調してきた。現時点では公式に発表されていないが、「クラブと監督はすぐにコメントする予定だ」と間近に迫っていることを伝えている。

 その一方で『マルカ』は、ノッティンガム・フォレストがバルベルデ監督に関心を寄せているとも指摘。というのも、30年ぶりの欧州大会出場を決めた古豪だが、11日のレスター戦後にクラブオーナーのエヴァンジェロス・マリナキス氏とヌーノ・エスピリト・サント監督が衝突する事態が起きており、今夏に指揮官が“電撃退任”となる可能性があると憶測が流れている模様。その後任として、欧州フットボール界きっての情熱的なオーナーは、オリンピアコス時代に2度に渡って共闘したバルベルデ監督を最も優れた指揮官のひとりと評価しており、イングランドの地で3度目のタッグを望んでいると報じている。

 無論、前述したように、現時点ではアスレティック・ビルバオとの契約延長が有力視されているバルベルデ監督。第3次政権の4シーズン目、通算では10シーズン目の指揮発表は、まもなくだ。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定