佐藤浩市、父三國連太郎さんに続き2代連続で吉永小百合と共演、夫婦役「想像もしていなかった」

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2025年05月13日 18:40  日刊スポーツ

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完成報告会見であいさつをする佐藤浩市(撮影・増田悦実)

吉永小百合(80)の主演映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」(阪本順治監督、10月31日公開)完成報告会見が13日、都内で行われた。吉永と夫婦を演じた佐藤浩市(64)は「僕も、この世界に入って45年。もし、始めた頃に『将来、僕は吉永小百合さんの相手役をしますよ』と言ったら、鼻で笑われるか、怒鳴られるか、どっちかだったでしょうね」と、独特の言い回しで吉永との共演を評した。


佐藤は、吉永が演じた女性として初めて世界最高峰エベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子さんを元にした多部純子に寄り添う夫の多部正明を演じた。正明も、田部井さんの夫政伸さんがモデルだ。佐藤の父の三國連太郎さんは、78年の映画「皇帝のいない八月」(山本薩夫)で吉永と親子、吉永が主演した94年の「女ざかり」(大林宣彦監督)では、新聞社の同僚を演じている。親子2代で吉永と、劇中で関係の深い役どころで共演が実現し「慶福、長くやっていると、こういうことがある」と喜びをかみしめた。


撮影を振り返り「想像もしていなかった中での撮影だったんですけど、最初に『お母さん、お父さんと劇中の呼び方をさせてください』と言って快くお受けいただいて助かった。支えているようで、どこかで支えられている2人の関係ができればと思った」と語った。

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