《第三者委員会が守るべき「中立・公正で客観的な調査」は本当に行われたのか。代理人弁護士が求める「釈明要求」に対して、真摯に回答して欲しいと思う》
5月12日、Xにこう綴ったのは古市憲寿氏(40)だ。
この日、中居正広氏(52)が代理人弁護士を通じて、3月に公開された、フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビが設置した第三者委員会の調査報告書の内容に反論する文書を発表。そこには《「性暴力」という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されませんでした》と綴られており、WHOの広義な定義を使用したことについても《中立性・公正性に欠け、貴委員会設置の目的や委嘱事項から大きく透脱し、極めて大きな問題がある》と指摘した。
中居氏の反論文書について、古市氏はXで《第三者委員会の報告書では、中居さんが守秘義務解除に応じなかったという「態度」(p27)も、「性暴力」認定の根拠としていた。しかし今回の釈明要求によれば、中居さん側が守秘義務解除を提案したにもかかわらず、第三者委員会から「2人の密室で何が行われたかが直接の調査対象ではない」という返答があったという》といい、《これが事実だとしたら、本当にひどいよね。自分から守秘義務解除は必要ないと言っておいて、その「態度」を問題にしたのだから。どうしたらよかったの笑》と疑問視。
さらに中居氏が6時間のヒアリングに応じたものの、その内容が報告書にほとんど反映されなかったことについて《ヒアリングが3月9日で、報告書の発表が3月31日ということは、すでに相当程度、内容がかたまっていたと考えてもおかしくない》と推測し、冒頭のように願いを綴った。
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SMAPファンとして知られる古市氏は、これまでも中居氏をフォローするような発言を行ってきた。例えば中居氏が芸能界引退を発表した1月23日、『news every.』(日本テレビ系)で「中居さんと近い番組スタッフやフジテレビの方、いろんな方に話を聞いているのですが、やはり真相が分からない。全く違う2個の物語ができてしまうぐらいに」と言い、「だから個人的には中居さんを擁護もできないし、逆に糾弾もできないと思っています」とコメントしていた。
そんな古市氏だが、特に注目を集めていた発言がある。それは、4月4日に放送された『旬感LIVEとれたてっ!』(カンテレ)でのこと。カンテレの社長だった大多亮氏が会見を開き、辞任を発表した際、番組内で「おそらく、第三者委員会の報告書でも書かれていないことがある」と予想してみせた古市氏。さらに、こう続けた。
「でもいっぽうで、小籔(千豊)さんとか、僕が独自に知っている話もある。その情報のギャップっていうのがどうしてもあると思うんです」
そして「このギャップを埋めるには、中居さんご自身の言葉で、何らかの発表をしてもらわないと、違和感っていうのは埋まらないと思うんですね」「そこを聞きたいっていう思いは、やっぱりあります」と話していた。
古市氏が知っているという“独自話”は、中居氏の反論文書と何か関係はあるのだろうかーー。
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