
雨でぬれてしまったり、洗った後に乾ききらなかったりする靴の扱いに困ったことはありませんか? 靴の乾燥機があると、そんなときに便利です。
靴の乾燥機というと大型のものを想像しますが、100円ショップ・ダイソーに、手軽に使える小型の「USB式シューズドライヤー」が販売されています。実際に使用してみたので、その使い勝手をお伝えします。
●USB式シューズドライヤーの仕様と仕組み
USB式シューズドライヤーは、電源ボタン部分と、靴の中に入れるヒーター部分で構成されています。ヒーターが発熱することで靴の中を乾かす仕組みです。
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「ドライヤー」という製品名から、髪を乾かすような風が出るものを想像していましたが、実際は違いました。ヒーター部分は高温になりますが、カバーで覆われているため靴や手に直接触れる心配はありません。
製品サイズは約18.1(長さ)×6.44(幅)×4.95(厚み)cm。ヒーター部分の一部が盛り上がっていますが、靴に入れる際は高さがない方を入れます。USBプラグをACアダプターに接続して使用します。ケーブルの長さは約80cmです。表面温度は約60度まで上昇します。
●USB式シューズドライヤーの使い方
USB式シューズドライヤーは先述した通り、靴の中に入れて使用します。風は出ません。
熱源がじわじわと温まり、その熱で靴の中を乾燥させます。
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ヒーター全体に小さな穴が開いており、そこから熱が出てインソールまでしっかり乾かすことができるようになっています。
電源を入れると徐々に温かくなります。最初は温まっているのかなかなか分かりにくいですが、時間が経つにつれて熱を持っているのが分かるようになります。
3時間、6時間、9時間のタイマーが付いており、ボタンを押すたびにタイマー時間が切り替わります。タイマーが設定されていれば時間になれば自動的に停止しますが、使用中は念のため、いつでも確認できるように外出は控えた方が良いでしょう。
●実際に使ってみた
今回は、水をたっぷり含ませた靴で試してみました。
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靴の中にUSB式シューズドライヤーを入れ、6時間のタイマーをセット。徐々に熱を持ちますが、触れないほどではありません。
使い始めはつま先もぬれていましたが、3時間ほど経つと靴の表面が乾いてきました。しかし、まだ内側は湿っています。
6時間後に確認すると、靴の中は完全に乾いていました。手を入れても湿った感じはありません。USB式シューズドライヤー本体はしばらく熱を持ったままなので、完全に冷めてから保管してください。
なお、乾燥具合は靴の種類によって異なります。
●冬場の靴の温めにも
USB式シューズドライヤーは熱を発するので、冬場の靴の温めにも活用できそうです。暑さを感じる季節になってきたので今すぐには必要ないかもしれませんが、梅雨時期など少し足先が冷える日に使うのも良いかもしれません。冬本番には、出かける前にセットしておけば靴の中がポカポカになります。
ダイソーのUSB式シューズドライヤーは1100円(税込み)です。筆者は店舗で購入しましたが、店舗によっては在庫がない場合もあります。
梅雨を迎える前に、ぜひチェックしてみてください。
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