さまざまな種類の木材を駆使して作った“筐体”が「美しい」「おしゃれすぎます!!」とX(Twitter)で話題です。木材で再現した完成品に注目が集まり、投稿は記事執筆時点で20万回以上表示されています。
投稿したのは、音楽機材の筐体や棚などを銘木で制作している「松尾ペダルボード(仮)」さん。話題の筐体の制作動画は、メープルの木材を切り出してボディー部分を作る場面から始まります。
続けて、薄いウォールナット材を四角く切り、メープル材のボディーに接着。型に合わせ、どんどんボディー各所に穴を開けていきます。この形、どこかで見たような……?
ここで別のメープル材の内側をくり抜き、基板をセット。穴を開けたボディー部分を上から被せれば、木製のスーパーファミコン筐体の完成です!
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筐体手前側にある電源スイッチ、イジェクトボタン、リセットボタンはウォールナット製。本家スーパーファミコンとは異なり、カセット差し込み口を保護しているフタはつまんで取り外します。
また、スーパーファミコンのロゴ部分には4種類の木材を使用。小さく切り出したパドック、イエローハート、リグナムバイタ、パープルハートをそのまま埋め込み、着色なしで再現しました。
この木製スーファミは形を似せているだけではなく、実際に遊ぶことも可能とのこと。ディスプレイにつなげば、大画面で懐かしいソフトが楽しめます。
完成した木製スーファミに、Xでは「わー、すごくいい!」「か、かっけぇ……」「ちゃんと動くのすごい」「すばらしい技術」「ロゴ感動」「木工でここまで再現できるとは」「いろいろ追い付かないw」「いい香りがしそう」「久々に技術の無駄遣いというワードを思い出したw」と、称賛する声が寄せられています。
松尾ペダルボード(仮)さんは、制作した作品をXやInstagramで公開中。商品として制作したエフェクターボードなどは、オークションサイトを通じて不定期で販売しています。
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画像提供:松尾ペダルボード(仮)さん
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