水槽の水だけで3年間、観葉植物を育てた結果がYouTubeとInstagramで話題です。驚きの光景が反響を呼び、動画は合わせて140万回以上再生されています(記事執筆時点)。
動画を投稿したのは、芝生や土の研究で培った経験をもとにガーデニングや土壌改良にまつわる情報を発信している「つりきっぷ」さん。以前には、貝殻を用いた肥料作り実験が話題になりました。今回は、水槽の水だけで3年間、観葉植物を育ててみた結果を教えてくれるようです。
まず用意するのは、水槽の縁に引っ掛けて使う「外掛けフィルター」。水槽の水が通過するケースに付属のフィルターを取り付けておきます。
次に、根っこの土を水洗いで落とした観葉植物をケースへ挿しました。つりきっぷさんは、“その辺に生えている雑草”を加え、多すぎず少なすぎずの分量に調整しています。
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これを水槽に引っ掛けて設置したら、別の外部フィルターでろ過した水槽の水がそこへ注がれるようにしました。これで「水槽→外部フィルター→観葉植物を挿した外掛けフィルター→水槽」という水の循環経路ができます。
最後に、水槽の中の魚のフンを分解して肥料成分にする複合微生物資材の錠剤を外掛けフィルターに投入したらセッティング完了です。これにより、水産養殖と水耕栽培を組み合わせた持続可能な循環型農業システム「アクアポニックス」が完成したといいます。
もちろん、通常の水槽における環境維持や植物の根っこのケアなどは必要です。小まめな作業を日々行いながら3年が経過したところ、最終的にはメダカ1匹の水槽でジャングルのように植物が生い茂る結果となりました。すっご……!
根腐れすることなく“ジャングル”ができてしまう結果に、コメント欄では「うおぉすごい!」「ここまで育つとは……!」「なんか憧れるなぁ」「素晴らしいアイデア」「とっても面白いです」「超やりてええ!! こういうの好きです」「命がまわってる感じがいいですね」「この発想はなかった」といった声が寄せられています。
つりきっぷさんは、植物の栽培などについてYouTubeチャンネル「つりきっぷ / 家庭で自然を楽しむ」やInstagram、Xで情報を発信中です。
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動画提供:YouTubeチャンネル「つりきっぷ / 家庭で自然を楽しむ」
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