東京・歌舞伎座で毎年開催される「八月納涼歌舞伎」の第2部に、坂東玉三郎、松本幸四郎、中村七之助、市川染五郎、市川團子が出演することが14日付で解禁された。「日本振袖始(にほんふりそではじめ)」「火の鳥」の2演目。
「日本振袖始」は玉三郎が監修する。古事記、日本書紀に記された出雲の八岐大蛇(やまたのおろち)伝説をベースに近松門左衛門が書き上げた演目で、岩長姫実は八岐大蛇を七之助が、素戔嗚尊(すさのおのみこと)を市川染五郎が、それぞれ初役でつとめる。
「火の鳥」はロシア民話などで知られる伝説をもとに、新たに書き下ろされる新作歌舞伎で、玉三郎が演出を手がけ、火の鳥もつとめる。幸四郎が大王(おおきみ)、市川染五郎と市川團子が王子のヤマヒコ、ウミヒコ兄弟を演じる。病に苦しむ父の命令で、永遠の力を持つ火の鳥を探す旅に出る兄弟を描く。
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