ムロツヨシ“坂本龍馬”&佐藤二朗“西郷隆盛”が主演『新解釈・幕末伝』12月公開

1

2025年05月14日 05:01  cinemacafe.net

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

cinemacafe.net

『新解釈・幕末伝』©2025 映画「新解釈・幕末伝」製作委員会
ムロツヨシと佐藤二朗が初のW主演を務める映画『新解釈・幕末伝』の公開が決定した。

150年前、日本の未来を変えるため、のちに幕末のヒーローと呼ばれる男・坂本龍馬と西郷隆盛が立ち上がった。革命的な出来事が繰り返される激動の時代を経て、物語はやがて260年続いた江戸幕府の終焉と、新しい<ニッポンの夜明け>へとつながっていく。そこには、誰も想像し得なかった、<戦い>と<友情>の物語があった――。

『銀魂』シリーズ、『新解釈・三國志』『アンダーニンジャ』の福田雄一監督が手掛ける本作は、“みんなが知っているようで知らない幕末”を実写映画化。

「勇者ヨシヒコ」シリーズ、『50回目のファーストキス』『聖☆おにいさんTHE MOVIE〜ホーリーメンVS悪魔軍団〜』など、福田監督作品を支え続けてきたムロと佐藤。今作では、革命の志士・坂本龍馬をムロ、幕末の英雄・西郷隆盛を佐藤が演じる。

そして今回、超特報映像とティザービジュアルも到着。映像は、英雄たちの威厳を感じさせ、空気を圧するような雰囲気から、これまでにない福田監督の気合が感じられるとともに、2人の抜群のコンビネーションが繰り広げられる福田節炸裂のコメディ感もあり、威厳×笑いが交錯する世界観がクセになる。またビジュアルでは、共に日本の明るい未来を見据えるように同じ方向を向く、凛々しい英雄たちが写し出されている。

コメント
ムロツヨシ
あの時、人に会えず、人と直接話せず、そんな時に決めたことがありました。
マスクを取って、やっと福田雄一とご飯を食べた時に伝えました。
「僕で一本つくってくれませんか?」
福田さんはすぐに答えてくれました。
「つくるよ」
そのあと、福田さんはこうも言いました。
「二朗さんと2人の主演でつくろう」
私も答えました。
「なんと素敵なカタチだ」
すぐに二朗さんに会いに行きました。
二朗さんの行きつけの居酒屋で2人きり。
真っ直ぐに伝えました。
「2人で福田組を背負わせてもらえませんか?」
二朗さんは丁寧に答えてくれました。
「2人で主演か。それならやろう」
今日ここでご報告できることを嬉しく思います。
いつもの福田組の表現を封印する決断をした二朗さんはとんでもなく格好良く。
いつもの福田組の表現を全面に出す決断をした私と。新しい2人のカタチができていく、撮影の日々。
あの男も参戦してくれました。あの方もあの人も参戦。痺れる時間でした。
このキャスト、スタッフで福田組映画作品、記念すべき20作目。
あの時に決めたことを観てもらえる日が近づいてることに心から感謝です。

佐藤二朗
今回が福田監督の劇場公開映画20 作目だそうです。
そして、僕が福田作品に関わってから、16 年の歳月が過ぎたようです。驚きます。アッという間です。
アッという間すぎて、「俺、なにも福田作品に貢献できてないんじゃないか」と不安になります。本当に。
今まで数多の名優が数多の名作で演じた歴史に名を刻む大人物「西郷隆盛」を今回、演じます。
それだけで震える思いですが、震えついでに更に震えようと思い、
そして作品名の「新解釈」という部分にあやかって、この歴史に名を刻む大人物を、
僕なりに「解釈」して演じました。震えます。もうムチャクチャ震えます。
でも、震えながら揺れながら、これからも役者をやっていくのだと思います。
本作は僕にとって、そんな作品です。

福田雄一監督
福田組の風神雷神とか呼ばれてるムロくんと二朗さんですが、僕たち3人は決して馴れ合いの関係ではありません。普段、食事とかしないし、つか、二朗さんに至っては出会ってから今まで1度しかサシで食事したことないです。僕らは撮影の時にだけ会って、その時に、お互いのカードを見せ合う勝負をする関係です。ただ、ヨシヒコ以来、この2人とがっぷり四つで勝負してないなと感じる昨今でした。そろそろ貯めてきたカードをバチバチにぶつけ合いたいと思いました。結果、僕は、喜劇役者という人間の力をまざまざと見せつけられました。出会ってから、ずっと、この2人には「あー、福田、つまらなくなったな」って思われないように頑張ってきたし、2人も僕を笑わせようと勝負してきてくれたのだと思います。この作品はそれが結実した形です。ま、通過点ですけど。

『新解釈・幕末伝』は12月19日(金)より公開。



(シネマカフェ編集部)

    ニュース設定