【ヴィクトリアM】5年連続で馬券圏内のC.ルメール騎手 アスコリピチェーノで単独トップの4勝目なるか
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2025年05月15日 12:00 netkeiba

ヴィクトリアマイル2025に出走予定のアスコリピチェーノ(24年9月撮影、ユーザー提供:だいさん) C.ルメール騎手がアスコリピチェーノ(牝4、美浦・黒岩陽一厩舎)でヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)の4年ぶり4勝目を狙う。
ルメール騎手はこれまでヴィクトリアマイルに9回騎乗。17年に6番人気のアドマイヤリードで初制覇を果たした。その後、20年にアーモンドアイ、21年にグランアレグリアと歴史的名牝2頭で勝利。通算3勝は戸崎圭太騎手と並んでトップタイの数字だ。また、20年から5年連続で馬券圏内を継続中。「ヴィクトリアマイル・マイスター」と呼ぶにふさわしい活躍ぶりといえる。
今年のパートナーはアスコリピチェーノだ。23年の阪神JFなど重賞4勝の実力馬。ルメール騎手は過去4回のタッグで【3-1-0-0】の好成績を残している。3走前の京成杯AHでは重賞3勝目をエスコート。また、前走の沙G2・1351ターフスプリントではウインマーベルとの叩き合いを制し、海外重賞初制覇に導いている。ただ、今回の舞台となる東京芝1600mには苦い思い出もある。昨年のNHKマイルCで直線の不利が堪えたとはいえ、コンビ結成時では唯一の黒星となる2着に敗れているのだ。それだけに今回は雪辱を期す舞台といえる。
ルメール騎手は心強いパートナーを得て、単独トップのヴィクトリアマイル4勝目となるか。その手綱捌きから目が離せない。
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