
前日14日に右肩の“インピンジメント症候群”で負傷者リスト入り(IL)となったドジャースの佐々木朗希(23)が取材に対応した。インピンジメント症候群とは「肩の関節にある骨と骨の間が狭くなってしまい、腕を動かすときに肩の腱や筋肉が擦れたり、挟まれたりすることで痛みや炎症を引き起こす症状」だという。
「ここ2試合くらいはパフォーマンス的にはなかなか肩の状態もあって上がってこなかった。チーム状況もあってもちろん投げ続けたい気持ちもあったんですが、パフォーマンスがあれだとさすがに逆に迷惑がかかると思ったのでそこは自分から申し出る感じになりました」と悔しさを現し、「チームにケガ人が多い中で僕も離脱してしまって申し訳ない気持ちです」と口にした。
「去年の日本でのシーズン中も1回離脱するときに似たような症状があって、その時の方が状態は悪かったんですけど。今回それがシーズン中に完治しない中でその名残まではいかないですけど、そういう感じのそれに近いものがあるのかな」と状況を語った。
痛みの状態は「特定の動きであります」と投げている時だけではないと話し、球速や制球が安定しなかったのもこにケガが原因がと問われ「それが全て影響しているかどうかわからないですけど、影響はあったかなと思います」と答えた。
復帰のプランについては「画像撮ってもわかるように、これって治すための原因がつかめていないので、そこを見つける作業になると思うので、それ次第かなと思います」と時間がかかるとコメント。
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D.ロバーツ監督(52)からは「しっかり復帰まで治して頑張っていこうという感じです」と声をかけられ「しっかりもらった時間で完治させてパフォーマンスも上げて戻れるようにしたいと思います」と力強く前を見つめていた。