椎名林檎、アリーナツアーで初披露した話題曲リリース決定　NHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』主題歌に

　シンガーソングライターの椎名林檎が、昨年開催されたアリーナツアー『(生)林檎博’24―景気の回復―』で初披露した新曲「芒に月」を、6月25日にリリースすることが16日に発表された。

【画像】浮世絵になった椎名林檎の最新ビジュアル全身バージョン

　「芒に月」は、東京事変でともに活動する鍵盤奏者・伊澤一葉のバンド・APPAの原曲をもとに、作詞を椎名林檎、作曲を伊澤一葉、編曲を村田陽一が担当して再構築したスタジオ新録バージョン。バンドとオーケストラによる大編成で届けられた『林檎博』本編ハイライトでの初披露以降、楽曲の音源化を求めるファンの声が高まり、CDリリースが実現した。

　カップリングには、作詞を椎名林檎、作編曲を伊澤一葉が手がけた新曲「松に鶴」を収録する。

　また、「芒に月」は、6月21日に放送開始となるNHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』（毎週土曜　後10：00〜　NHK総合）の主題歌にも決定。同作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したカレー沢薫による原作コミックスを、大森美香の脚本で実写ドラマ化。綾瀬はるかが主演を務める。

　“よりよく生きて、よりよく死ぬための準備”をテーマに描かれる社会派「終活」コメディに、椎名が歌う人生讃歌が彩りを添える。