西武の渡邉勇太朗（24）が8日、母校の浦和学院高等学校（埼玉）をサプライズ訪問した。今シーズンここまで6試合に先発登板し、1勝の右腕が吹奏楽部の部室を訪れると事前に知らされていなかった生徒たちからは歓声があがった。
6月4日にベルーナドームで開催される、日本生命セ・パ交流戦2025のヤクルト戦で実施される浦和学院の吹奏楽部を招いた特別応援イベントを前に、後輩たちにエールを送った。
吹奏楽部は、イベントに向けて練習中の球団応援歌「地平を駈ける獅子を見た」を披露。演奏を聞いた渡邉は、逆サプライズに「球場で聞いているぐらい興奮して鳥肌が立ちました。実際の試合でも演奏を非常に楽しみにしています」と話した。
「ローテーション的に投げるかは分かりませんが、投げたら浦和学院の皆さまに勝利を届けられるように頑張りたい」と激励の言葉を贈った渡邉。最後はサイン攻めにあった。
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渡邉は、16日のオリックス戦で今季7度目の先発登板予定。「しっかりゲームを作るということを意識して、チームに勝ちをもたらす投球をしたい」と意気込んだ。
高校の吹奏楽部による特別応援イベントは、去年に引き続き2回目の開催。交流戦初日の6月3日は昨年と同様に花咲徳栄高校（埼玉）の吹奏楽部が、4日は初めて浦和学院吹奏楽部が来場する。両校ともに、試合前にグラウンドでの演奏、試合中にはライオンズ私設応援団とコラボレーションした特別応援・演奏を実施予定だという。
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