元経産省官僚で内閣官房参与も務めた慶大大学院教授の岸博幸氏が16日、コメンテーターを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜午後1時55分)に出演。一部で伝えられた、同氏が夏の参院選に擁立される案が浮上しているとの報道を否定した。
岸氏はオープニングで、司会のフリーアナ宮根誠司から紹介されると「まずは今日のコメンテーター岸さんなんですが、昨日から今日にかけて、一部で参議院選挙に出るんじゃないかと報道がありました」と話題を向けられた。
岸氏は「私もビックリしました」と驚くと、「出るんですか?」との質問には「現状ないです」と回答。宮根が「どっから出た話ですか? 出馬要請は来たの?」とさらに突っ込むと、「それを言ったら複数の政党から来てますけども、現状ないですよ」と改めて話した。
岸氏は23年に多発性骨髄腫を患っていることを公表しており、「皆さん忘れていると思いますけど、私一応病人なんですね。すごく正直言って体力落ちてますし、体調もそんなによくないんですよ。定期的に抗がん剤を打ってますし、かなり強い薬も飲んでまして、だからハードワーク無理です」と説明。続けて「今の時点で多分残り余命8年くらいですから、もっと自由に生きたいですよね」と笑った。
宮根が「遊ぶって言ってましたもんね」と振り返ると、「依頼はあるのは事実だけども、それで受けたというのはないです」と岸氏。ともにコメンテーターを務めるガダルカナル・タカが「政治で遊ぶってのもありますよ。出ましょう出ましょう」とジョークを飛ばすと、「政治に出たら遊ぶより遊ばれると思うんですよ。それもつらい」と苦笑していた。
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