【京都HJ予想】名物「三段跳び」含む18回の障害越え 難コースを制すには先行力も欲しい

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2025年05月17日 06:35  netkeiba

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京都HJに出走予定のレッドバロッサ(ユーザー提供:もふさん)
 京都競馬場のダートコースのさらに内側に設けられている障害コースを2週半。3930mの距離に「3段跳び」と言われる独特のバンケット含む延べ18回の障害が用意されている難コースだけに操作性はもちろん、レースにおける集中力も問われるレースだ。最終障害を飛んだあとはダートコースを横切り、最後の直線に障害は設けられていないが、やはりある程度の先行力は欲しい。

 ◎レッドバロッサは三木ホースランドパークジャンプS優勝馬。平地3勝クラスからの入障で、転向初戦の未勝利戦を勝つのだから、障害馬としての素質は上々。重賞初挑戦となった京都ジャンプSは1番枠が仇となって位置取りが悪くなってしまったがバンケットも無難にこなし、最後は差を詰めての4着。その後もキャリアを積みながら力をつけ、前走は強かった。このメンバーでも、その安定感は一日の長がありそうだ。

 〇アサクサゲンキは昨年の3着馬。離れた2番手でレースを引っ張るような形から粘り込んだ。平地時代には小倉2歳Sに優勝するなどのスピード馬だったが、4歳に転向してから長くハードル界を盛り上げてきた名バイプレイヤーだ。それだけに、前走の大敗には首をかしげるばかりだが、京都障害コースは[0-2-1-0]。2つの障害重賞含む障害オープン5勝2着8回の実績は1度の敗戦で輝きを失うものではない。

 ▲アンクルブラックは平地1勝クラスからの入障で転向後は[3-1-2-1]。まだ飛越に粗さを残すものの障害オープン2連勝中。武器は豊富なスタミナとジョッキーの意のままにスパートできる操作性。京都競馬場のバンケットは初めてだが、障害コースは3走前に経験しており、そのときは無難にこなしていた。今回は試金石となりそうな1戦だが、あっさりのシーンがあっても不思議ではない。

 △ケンアンビシャスは平地2勝クラスからの入障で、先行力を武器に3戦目に初勝利。前々走は京都競馬場のオープン競走であわやの2着となっている。楽に先行できれば見せ場以上もあるかもしれない。

 先行力を武器にオープン勝ちの経験がある△トーアモルペウスも無視できない。

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