バルセロナ出身のアーティスト イグナシ・モンレアルが東京初の個展を開催　モノクロ作品を展示

　元麻布にあるレジデンシャルスペース「EPAZABU」が、バルセロナ出身のアーティスト イグナシ・モンレアル（Ignasi Monreal）の東京初となる個展「MOON」を開催する。期間は5月29日から6月29日まで。

　イグナシ・モンレアルは、絵画やデジタルアート、舞台美術、映像など多分野にわたって活動。トロンプ・ルイユ（だまし絵）の作品シリーズ「Plats Bruts」のほか、「ロエベ（LOEWE）」や「グッチ（GUCCI）」といったブランドとのコラボレーション、デュア・リパ（Dua Lipa）、FKAツイッグス（FKA twigs）といった音楽アーティストとの共同制作、バレエの舞台美術、映画・テレビ作品の美術、ヴィジュアル制作などを手掛けてきた。
　同展では、月の表面や水面に映り込む月の姿から着想を得たモノクロームの風景画シリーズを披露。これまでの華やかで細密な作風から意図的に距離を置き、「抑制」「余白」「無」といった日本美学の概念を探求したという。

◾️IGNASI MONREAL「MOON」開催期間：2025年5月29日（木）〜6月29日（日）会場：EPAZABU所在地：東京都港区元麻布3-4-8営業時間：13:00〜20:00