マンチェスター・ユナイテッドを率いるアモリム監督 [写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、チェルシー戦を振り返った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第37節が16日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはチェルシーと対戦。21日にトッテナムとのヨーロッパリーグ(EL)決勝を控えているなか、71分にマルク・ククレジャに決勝点を許し、0−1で敗れた。
この結果、クラブ史上初となるプレミアリーグ8試合未勝利(2分け6連敗)となったマンチェスター・ユナイテッドは、イギリスメディア『Squawka』によると、プレミアリーグ史上初めてリーグ戦の連勝なしでシーズンを終えることになったという。
また、データサイト『OPTA』によると、昨年11月にマンチェスター・ユナイテッドに就任したアモリム監督にとっては、プレミアリーグ26試合で勝ち点「24」しか獲得することができておらず、1試合あたりの勝ち点はわずか「0.92」。これは2007−08シーズンにダービー・カウンティで24試合も勝利がなく、チームが勝ち点「11」に終わったチームを率いていたポール・ジュエル氏の「0.94」よりも低い数字となっていることが伝えられている。
公式戦2連敗で重要なEL決勝に臨むことになった試合後、アモリム監督は「試合前に話していた良い点もあった。プレーが改善し、プレッシャーもうまくかけ、チャンスもいくつかあった。しかし、ある場面で、失点しそうなところがあり、その次の攻撃で失点してしまった。ファイナルサードへのアグレッシブさは欠けていたけど、改善はしている」とチームが成長していることを強調しながら、次のように続けた。
「かなりアグレッシブだったけど、もっとアグレッシブにならなければならない。最終ラインからのビルドアップは良かったけど、その後にミスが出てしまった。それでも、今日の試合は正しい形で臨んで、競争力を発揮できた」
「夏のことについては話をしない。良いニュースはELでは多くのゴールを決めていることだ。夏は多くの課題に対処しなければならないが、今日の試合は決勝戦に向けて非常に良い準備になった。この試合で何人かの選手を出場させなければ、10日間近くプレーしないことになるので、それは間違いになると思った」
「彼らがプレーできたことは良かった。彼らは自分たちができると感じて、ボールを支配して、相手を押し込むことができた。決勝戦のスタメンを選ぶのにとても役立った。どうなるかは見ていこう」
【ハイライト動画】チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド