
就職する際は誰だって給与を気にする。面接で初任給についてはぐらかされたら、不信感を抱くは当然だろう。投稿を寄せた40代女性(東京都)は、7年ほど前に受けた面接で残念な対応をされたそう。
その会社は女性の応募後に「会社の形態」が変わったのだそうで、面接担当者はその概要を、資料を使いながら説明してくれた。しかし、
「初任給について一切何も話してくれず、質問しましたが曖昧な解答しか返ってきませんでした」
と振り返る。(文:西荻西子)
「会社のムードが比較的良好だったのも変だな」
|
|
中途採用の場合は、その人の経験や現在の年収などをベースに初任給を決めるので、すぐには答えられない、内定時に伝える、ということだったのだろうか。だとしたら、そう伝えればいいはずで、何も答えないのはおかしい。
女性は面接の最後に「ウチで働いてくれるんですよね」と尋ねられたが、
「不信感が募って、曖昧に、しかし『お断りします』ということをありありと伝えてこちらから帰りました」
と言葉を濁しつつも入社の意思はないことを伝えた。女性は初任給について答えてもらえなかったことについて「あれは何だったんだろう……」と不思議そうに書いていた。
また、「会社のムードが比較的良好だったのも変だなとも思ってます」と、何か妙な違和感があったという。言語化しづらい違和感は当たっていることもある。どっちにしろ、給料についてはぐらかすような会社では働けないだろう。
|
|
※キャリコネニュースではアンケート「ムカついた面接」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6YW7APDF