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お笑い芸人、絵本作家、実業家などマルチに活動するキングコングの西野亮廣(44)が19日、X(旧ツイッター)を更新。大阪・関西万博に対する批判をめぐり、思いをつづった。
西野は18日、万博会場を訪れたことを報告。「万博でハシャいでる!! なんか話題になってたトイレ」と、建設費が2億円近くに上るという点でも話題になった「デザイナーズトイレ」の前で撮した写真をアップしていた。
今回の投稿では「大阪万博の開催に対して、批判的な声を耳にする機会が少なくありません」と言及。「その背景には、『万博は誰のために、何のために行われるのか?』という問いに対して、納得のいく説明が十分になされてこなかったという現実があります。多くの人々の心には、『一部の企業だけが潤うのでは?』という冷めた視線が宿っていました」と批判を招いた原因を分析した。
その上で「それでも−−せっかく国を挙げて取り組むビッグイベントなのだから、終わったあとに『やって良かったね』と思える未来を迎えたいじゃん! ましてや、大切な友人たちが汗を流して形にしているプロジェクトであるなら、なおさら」と前向きな思いをつづり、「そこで、こんな物語を描いてみました。かつて“ゴミの島”と呼ばれたあの夢洲(ゴミの埋め立て地)に、人の手が加わることで命が芽吹き、やがて森へと生まれ変わっていく−−。そんな未来を実現できたら、大阪万博はもっと多くの人に歓迎されるのではないか、と」と自身の構想を記した。
続けて「その願いを象徴するキャラクターが『ゴミゴミミャクミャク』です」と、自身がデザインを手掛けたキャラクターの画像をアップ。「かつて廃棄されたものの中に、命が宿り、芽が出て、花が咲く。『ゴミの島から森へ』そのストーリーが現実になったとき、きっと心からこう言えるはずです。『大阪万博、やって良かったね』と。大阪万博に関わる皆さん挑戦が上手くいきますように」と願いを込めた。
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