陸上男子走り幅跳びで世界選手権3大会連続出場の橋岡優輝(26=富士通)が19日、都内の小学校で「東京2025世界陸上 バトンプロジェクトキックオフイベント」に参加した。
9月の世界選手権東京大会(国立競技場)へ向けて行われ、男子短距離のサニブラウン・ハキーム(26=東レ)とともに出席。児童たちとストレッチしたり、バトンパスの練習に寄り添ったりした。「きれいな目をした子どもたちに、素直に楽しんでもらえたのかなと思う」とほほ笑んだ。
前日18日のセイコー・ゴールデングランプリは7メートル92で5位となり、世界選手権の参加標準記録に35センチ及ばず。試合後は悔しさをあらわにしたが、一夜明けたこの日は子どもたちの無垢(むく)な姿からエネルギーを受け取った。「子どもたちと交流して久しぶりに活力に触れた。昨日の結果を忘れて元気になった」と前を向いた。
近日中に出国し、今週末にはクロアチア・ザグレブで競技会に出場予定。世界選手権の選考会を兼ねた7月の日本選手権(4〜6日)へ調整を進めていく。開幕まで4カ月を切った自国での大舞台へ「まずは世界陸上の出場権を獲得して、会場で応援してもらえるようにしたい。夢を与えられる存在になりたい」と誓った。
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