2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP エステバン・オコン(ハース) 2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースが行われ、ハースのオリバー・ベアマンは17位、エステバン・オコンはトラブルによりリタイアでレースを終えた。
オコンは18番手からミディアムタイヤでレースをスタートし、オープニングラップ終了後にピットに入りハードタイヤに交換した。しかし29周目、マシントラブルによりオコンはコースサイドにマシンを停めた。
ベアマンは、前日の予選でQ1終了間際にタイムを記録したが、そのタイミングが赤旗の掲示とほぼ同時だったため、FIAはベアマンが赤旗掲示後にフィニッシュラインを通過したと判断しタイムを抹消した。この時のベアマンのタイムは10番手に相当するもので、ハースはタイム抹消に反論しQ1終了直後に調査が行われたが、結果は覆らなかった。
これにより19番手からレースをスタートすることになったベアマンは、ハードタイヤで入賞圏内まで浮上し、29周目にオコンがマシンを止めたことでバーチャルセーフティカー(VSC)が出た際にミディアムタイヤに交換した。しかし直後の31周目にもう一度ピットに入り、新品のハードに履き替えて最後まで走り切った。
■オリバー・ベアマン(マネーグラム・ハースF1チーム)決勝=17位(63周/63周)19番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ハード
「正直なところ、それほど悪いレースではなかったが、残念ながらピットストップで問題が起きた。僕たちは1ストップレースに向けて本当にいいポジションにいたので、VSCが出た時にミディアムタイヤに交換し、僕はラッセルの後ろに出た。彼は7番手だったので、素晴らしいレースになるはずだったが、ピットストップで僕のホイールがきちんと装着されていなかった」
「ペースはよかったし、週末を通してマシンの感触もよかった。改善すべき点がかなりある。昨日は完全に僕たちの手に負えない状況だったけれど、物事をまとめるために少し作業が必要だ」
■エステバン・オコン(マネーグラム・ハースF1チーム)決勝=DNF(27周/63周)18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「空気消費に問題があったので、ターン7の出口でマシンを止めなければならなかった。調査が行われるだろうが、公平に言えば、素晴らしいレースになることは決してなかっただろう」
「今週末の結果については検討することがたくさんある。モナコにはもっと強くなって戻ることができればと思う。レースのスタートは本当に素晴らしく、いくつかポジションを上げたので、何か違うことを試してみようとピットストップをした。その時点では、かなり多くのクルマより前にいた。でも残念なことに、僕の場合、デグラデーションが予想以上にひどくなっていた」
https://twitter.com/F1/status/1924098714085282133
[オートスポーツweb 2025年05月20日]