リヴァプール移籍の可能性が報じられたケルケズ [写真]=Getty Images リヴァプールがボーンマスに所属するハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズに関心を寄せているようだ。19日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが今シーズン限りで退団することを受け、今夏の移籍市場で右サイドバック(SB)の補強に乗り出しているリヴァプール。すでにレヴァークーゼン所属のオランダ代表DFジェレミー・フリンポンの獲得が秒読み段階と報じられる中、逆サイドの戦力拡充にも動いているようだ。
主要なターゲットとなっているのがボーンマスで躍動するケルケズだ。2003年11月7日生まれの現在21歳は、2022年1月にミランの下部組織からAZへ加入すると、その後の約1年半で公式戦通算57試合に出場し、2023年1月にはボーンマスへ完全移籍。2年目の今シーズンはここまで公式戦39試合出場2ゴール6アシストという成績を残しており、プレミアリーグにおけるクラブの最多勝ち点更新に貢献した。
リヴァプールは左SBの主力であるスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンのパフォーマンスが低下し、バックアッパーのギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスの能力にも疑問符が付くことから、今夏の移籍市場でのケルケズ獲得を検討。すでにボーンマスとの移籍金交渉に臨んでおり、選手本人はステップアップに前向きと報じられている。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、リヴァプールが移籍金額についてボーンマスと交渉を進めていると指摘。すでにケルケズ本人とは個人条件で合意に達しているようだ。