福岡県警は20日、北九州市小倉南区市丸の資材置き場の土中から男性の遺体が見つかったと発表した。遺体は4月中旬から行方不明となっていた80代の男性=同市小倉北区=とみられ、シートにくるまれた状態だった。県警は同日、死体遺棄事件と断定して小倉北署に捜査本部を設置した。
県警によると、男性は4月17日午後3時ごろに車で自宅に帰宅した後、行方が分からなくなっていた。男性の親族が翌18日に小倉北署に行方不明届を提出していた。
自宅付近の防犯カメラなどを捜査した結果、男性が何らかの理由で乗ったとみられる不審な車両が、自宅近くから資材置き場付近まで走行する様子が映っていた。県警は資材置き場に遺体が遺棄された可能性があるとみて捜索したところ、土中から遺体を発見したという。21日に司法解剖して死因を調べる。【川畑岳志】
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。