新名神逆走事故 容疑者「道に迷った」と供述 本線上でUターンか

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2025年05月20日 19:13  毎日新聞

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毎日新聞

新名神高速道路を逆走する乗用車=NEXCO中日本名古屋支社提供

 三重県亀山市の新名神高速道路下り線で乗用車が逆走して計6台が絡んだ事故で、県警は19日、乗用車を運転していたペルー国籍で、滋賀県長浜市の会社員、ロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)を道交法違反(事故不申告)の疑いで逮捕し、20日に津地検に送検した。


 捜査関係者によると、ロッシ容疑者は逆走を認めた上で「道に迷った」と供述。当初、西方(滋賀県方面)に通常走行していたが、本線上でUターンして逆走を始めた可能性が高く、接触事故現場から東方(名古屋方面)に約10キロ離れた鈴鹿パーキングエリアまで逆走したとみられる。同乗者1人がおり、県警は同乗者からも事情を聴くなどして逆走の経緯を調べる。


 逮捕容疑は18日午前11時ごろ、亀山市安坂山町の新名神高速道路下り線を逆走して乗用車2台に接触し、逃走したとしている。接触された乗用車の60代と40代の女性計4人が軽いけが。ロッシ容疑者は「ぶつかったのは1台だけだ」などと供述しているという。


 ロッシ容疑者は19日に滋賀県警に出頭。母国の運転免許証を切り替え、日本の運転免許証を所持していた。車両は事故現場から約20キロ離れた三重県四日市市内の路上に乗り捨てられ、群馬ナンバーで所有者は別人名義だった。【渋谷雅也、長谷山寧音】



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  • やっぱり外国人の免許はもっと厳しくすべき。
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