今季限りで退団するドゥクレ [写真]=Getty Images エヴァートンは20日、マリ代表MFアブドゥライェ・ドゥクレが来月末の契約満了に伴い、クラブを離れることを発表した。
現在32歳のドゥクレは、レンヌの下部組織出身で、ワトフォードやグラナダでのプレーを経て、2020年9月にエヴァートンに加入した。2023年5月には最終節のボーンマス戦でクラブをプレミアリーグ残留に導く、決勝ゴールを挙げるなど、5年在籍で公式戦165試合出場で21ゴール14アシストを記録した。
なお、エヴァートンはドゥクレに対して新たな契約を提示していたものの、他チームで活躍する機会を掴むことを決断した同選手に拒否されて今季限りで退団となることを明らかにしている。
ドゥクレの退団が決定したことを受け、デイヴィッド・モイーズ監督はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「ドゥクス(ドゥクレの愛称)は、私が監督に復帰した以降も含め、クラブ在籍中はずっと影響力のある選手だった。エヴァートンのファンは彼の献身的なプレーと重要なゴールに常に感謝している。エヴァートンの全員がドゥクスの貢献に感謝しており、今後の活躍を祈っている」
また、エヴァートンでは17日に元イングランド代表DFアシュリー・ヤングと、元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表GKアスミル・ベゴヴィッチ、ポルトガル人GKジョアン・ヴィルジニアが、ドゥクレと同様に契約満了に伴い、今季限りでクラブを離れることを明らかにしている。