嵐が再始動も来春で活動終了「最後まで感謝を届けたい」世界中のファンに恩返しをするための“秘策”

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2025年05月21日 21:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

嵐・“世界に恩返し”の秘策か

《私たちは、再び5人で集まり、嵐として来年の春頃に予定しているコンサートツアー開催に向けて動き始めます》

 5月6日の18時を少し過ぎるころ、嵐から“残酷な”……ではなく、ハッピーなニュースが届いた!

嵐がついに再始動

「'20年末をもって活動を休止していた嵐が、ついに再始動します。ファンクラブにはメッセージ動画もアップされており、そこには嵐の5人が横一列に並んでいました。大野さんは、嵐の活動休止に伴って芸能活動もストップしていたため、およそ4年半ぶりの“顔出し”となりました」(スポーツ紙記者、以下同)

 しかし、嵐がこのまま“百年先も”続くわけではなく、

「来春のコンサートツアーをもって“活動終了”となるそうです」

 嵐に詳しい芸能ウォッチャーの太田サトルさんは、こうした新たな動きについて、次のように話す。

「活動を終了して、嵐に1つの区切りをつけるということに、とにかく驚きました。活動休止期間、大野さんのプライベートも含めて、5人それぞれの活動が充実していたと思います。なので嵐という“箱”を残したまま、グループ活動からはフェードアウトしてもおかしくないと思っていたので……。一方で、嵐は“5人”であることにこだわってきたグループです。“解散”というと文字どおり散り散りになってしまう印象がありますが“活動終了”という言葉を選ぶことで、根底ではつながっているということを伝えたかったのではないでしょうか」

 '99年11月3日にデビューして、'24年に25周年を迎えた嵐。

「5人の再集結は、'24年初めから話し合われていたそうです。話し合いがスムーズに進めば、25周年の記念日に合わせて何か発表したいという思いがあったのかもしれません。ただ、簡単に結論を出すことはできなかったようで、25周年のタイミングでは5人がそろった姿は見せず“手と声だけ”の動画にとどまりました」(前出・スポーツ紙記者)

 今回の結論に至るまで、率先して5人をつないだのは、櫻井翔だったという。

「'22年ごろからメンバーそれぞれと個別に連絡を取り、時には直接、顔を合わせて話をするなど、少しずつ動き始めていたそうです。しかし、大野さんがなかなか首を縦に振らなかったといいます」(テレビ局関係者、以下同)

 そんな大野智はというと、

「“自由な生活がしたい”と芸能界を離れて、沖縄・宮古島でのビジネスに勤しんでいました。大野さんが携わっているというリゾートホテルは完成しており、本格的な開業も近いといわれています」

 櫻井がメンバーとの話し合いを始めた年の夏、相葉雅紀と宮古島を訪れた姿が目撃されていた。

「2人は大野くんのホテル付近で自転車を走らせていたとのことで、島内では“大野くんに会いにきたのかも……?”とも言われていました」(宮古島の住民)

 すっかり島の生活になじんだ大野は、真っ黒に日焼けをしてヒゲを生やし、腕にはタトゥーを入れた姿が報じられたこともあった。

「今回“島人”をいっさい感じさせない“嵐の大野くん”として見慣れた姿になっていたのは、再始動への覚悟の表れではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)

メンバーそれぞれが活動に言及

 世間が大きく沸いた再始動の発表の数日後、松本潤はTBS系で7月クールに放送される日曜劇場に関する取材に応じていたという。

「報道陣も浮き足立った様子で、それを察したのか、松本さんは冒頭から嵐のことについて話していたそうです。こうしたサービス精神が“国民的アイドル”たるゆえんでしょうか」(TBS関係者)

 松本以外にも、櫻井は『news zero』(日本テレビ系)で、相葉は新CM発表会で、それぞれ活動終了に言及。

「2人に共通していたのは“最後までファンに感謝を届けたい”ということでした。まずは、来春のコンサートがそのための場所になるでしょう」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

 一体、どんな規模になるのか。

「'18年から'19年にかけて開催された、嵐のデビュー20周年を記念したツアーでは、当時のファンクラブ(FC)会員数などを加味して“1人1度は見られるように”と、50公演237万5000人を動員しました」

 現在、FCの新規入会は停止されているが、

「それでも、既存の会員番号は310万番台まで振られているといわれています。もちろん、すべてが現存する会員とは限りませんが、20周年と同じく“1人1度は見られるように”するならば、単純計算で65公演は必要になりますね」

 しかし、ネット上では“FCを退会してしまった”という声も少なくない。

「それに“国民的アイドル”ですから、FCに入っていないけれどコンサートに行きたいファンもたくさんいますよね」

 そうなると、メンバーからの感謝を受け取れないファンも多くなりそうだが……。これについて、前出の太田さんは、次のように推察する。

「やっぱり、嵐はファンのことを第一に考えているグループだと思います。なので、コンサートに来られない人のためにも、なんとか5人がそろった姿を見ることができる形を用意するのではないでしょうか」

 どんな形が考えられるか。

「例えば、櫻井さんが司会を務める日本テレビ系の『THE MUSIC DAY』など、大型音楽特番への出演が考えられます。また、コンサート自体をネットで配信すれば、会場に行くことができる何倍もの人数が世界中で見ることができます。そうした可能性もありえると思います」(太田さん)

 日本のみならず、海外にもたくさんのファンを抱えている嵐。

「もし実現すれば、世界中に恩返しをする“秘策”となるでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

 嵐が再び巻き起こす旋風を、待ちわびている!

太田サトル ライター、編集、インタビュアー、アイドルウォッチャー(男女とも)。ウェブや雑誌などでエンタメ系記事やインタビューなどを主に執筆

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