念願のタイトルを獲得したソン・フンミン [写真]=Getty Images トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが、念願のタイトルを獲得した喜びを口にした。イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
ヨーロッパリーグ(EL)決勝が21日に行われ、トッテナムはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。42分にブレナン・ジョンソンが先制点を決めると、このリードを最後まで守り切り、1−0で勝利。この結果、トッテナムは17シーズンぶりにタイトルを獲得したほか、ELでは前身大会のUEFAカップを1983−84シーズンに制して以来、41年ぶり3度目の制覇となった。
2015年8月にトッテナムに加入し、昨季からはキャプテンも務めているソン・フンミンは、この試合ベンチスタートとなったが、67分から途中出場して勝利に貢献。なお、ソン・フンミンにとっても念願の初のクラブタイトル獲得となった。
試合後、イギリスメディア『TNT Sports』であなたはレジェンドかと聞かれたソン・フンミンは「僕はレジェンドだ。そう言っていいだろう? 今日だけだけどね」と喜びを爆発しながら、次のように続けた。
「17年間誰も成し遂げることができなかった。でも、今日がその日だ。今日僕はクラブのレジェンドだと言えるだろう。この喜びを味わいたいと思う。最高の気分だよ。ずっと夢見てきたことが叶ったんだ。僕は世界で一番幸せな男だ」
「シーズン全体を振り返ると、厳しい時期もあったけど、ケガ人や若い選手たちと常に団結してきた。僕は常に彼らにアドバイスを与え、前向きでいたいと思っている。素晴らしい選手たちが僕の周りにはいる」
「プレッシャーは感じていた。本当に優勝したかった。この7日間は毎晩この試合のことを夢見ていた。ようやく実現したから、やっと安眠できると思う。今夜は祝える日だから、忘れられないものにしたい。もしかしたら、飛行機には乗り遅れるかもしれないね」
【ハイライト動画】トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッド