
■MLB ドジャース 3ー1 ダイヤモンドバックス(日本時間22日、ドジャースタジアム)
ドジャースは逆転勝ちで2連勝を飾り、2カードぶりの勝ち越し。大谷翔平(30)は4打数無安打(2三振)で、4戦ぶりのノーヒットとなり小休止。打率.311から.304に低下した。
チームは31勝19敗とし、ナ・リーグ西地区首位をキープ。次戦は1日移動日を挟み、24日から千賀滉大(32)が所属するニューヨーク・メッツとの3連戦を迎える。
打線は21年サイ・ヤング賞右腕のC.バーンズ(30)を相手に、3回までパーフェクトに抑え込まれた。大谷の第1打席は内角を中心に攻められ、カウント2-2から6球目のカーブにバットが空を切り、三振に倒れた。
4回の第2打席は、2球目の内角のカットボールが自打球となると声を上げ、カウント2-2から5球目の内角カットボールも右足のふくらはぎ付近への自打球となり、再び苦悶の表情に。続く6球目の真ん中の球は捉えて、強い打球となったがセカンド正面のゴロに打ち取られた。
ドジャース先発のD.メイ(27)も3回まで1安打無失点と好投を続けていたが、4回にK.マーテイに先制のソロ本塁打を浴びた。
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バーンズは5回まで65球の1安打のみと好投を続ける中、0-1のまま迎えた6回の大谷の第3打席は、無死一塁の場面で、初球の内角カットボールを振り抜くと、打球はライト方向へ。ホームラン性の大飛球に、本拠地ファンは立ち上がったが、スタンドまであと一歩届かずフライアウトとなり、歓声からため息に。過去8打数4安打1本塁打(試合前時点)と相性の良いバーンズだったが、この日は抑え込まれた。
だが、続くM.ベッツ(32)がヒットで、チャンスを広げると、2死一・二塁で先発復帰のT.ヘルナンデス(32)が、バックスクリーンへ逆転3ランを放ち、ついにバーンズを攻略。
ドジャースは7回から継投に入り、2番手のJ.ドレイヤー(26)が2本のヒットを許すと、18日にメジャー昇格を果たしたL.トリビーノ(33)に交代。2死一・三塁のピンチも、4回に先制弾を放ったマーテイを二ゴロで切り抜けた。
大谷の8回の第4打席はダイヤモンドバックス2番手のJ.ビークスに対し、カウント2-2から153キロの直球に空振り三振に倒れ、この日は2三振で4打数ノーヒットに。9回はT.スコット(30)が3人で締め、ドジャースは2点リードで逃げ切った。
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