ヴィッセル神戸の武藤嘉紀 [写真]=清原茂樹 ヴィッセル神戸は23日、同クラブのトップチームに所属するMF武藤嘉紀の負傷状況を報告した。
武藤については4月20日に行われた2025明治安田J1リーグ第11節FC町田ゼルビア戦(○2−0)に途中出場して以降、公式戦に出場はおろかベンチ入りもない日々が続いており、状態が心配されていた。
今回、神戸は武藤の負傷状況を説明。徳島県内の病院にて検査を行った結果、腰椎椎間孔狭窄(ようついついかんこうきょうさくしょう)と診断されたことを明らかにした。武藤は徳島県内の病院で手術を受けており、無事に成功したという。受傷日、手術日等は明らかにされていないが、全治までに要する期間は、手術日から3カ月の見込みだ。
現在32歳の武藤は、2021年8月に神戸へ完全移籍加入した。加入4年目となった昨シーズンは、2024明治安田J1リーグでは37試合出場13ゴールを記録。神戸をクラブ史上初の2連覇、そして天皇杯との国内2冠へ導いただけでなく、個人としても2年連続の通算3度目のJリーグベストイレブン、そして自身初の最優秀選手賞に輝いた。
迎えた今季は2025明治安田J1リーグで6試合出場、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)で5試合出場1得点(※2024−25シーズンの記録)、FUJIFILM SUPER CUP 2025で1試合出場を記録している。
今季の神戸は開幕直後に足踏みしたものの、4月から5月にかけて今季初の4連勝を達成するなど復調し、現在もガンバ大阪(○3−2)、横浜F・マリノス(○2−1)相手に連勝中。2025明治安田J1リーグの16試合を消化した段階で、8勝3分5敗の勝ち点「27」を記録し、現在は暫定6位につけている。
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