リヴァプール指揮官、退団間近のA・アーノルドに苦言…“練習態度”に不満「もう少しやれたはずだ」
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2025年05月24日 02:51 サッカーキング

リヴァプールに所属するA・アーノルド [写真]=Getty Images リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、今季限りでの退団が決まったイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの練習態度に苦言を呈した。23日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
今季よりスロット監督を招へいして新たなスタートを切ったリヴァプールは、先月27日に4試合を残しながら2019−20シーズン以来となる通算20回目のリーグ制覇を達成。しかし、長年クラブの右サイドバックとして活躍してきたA・アーノルドが今月5日、契約満了に伴い今季限りでの退団を発表した。同選手はスペインの名門レアル・マドリードへの移籍が決定的と報じられており、“白い巨人”は6月に開催されるFIFAクラブワールドカップ2025への出場に向け、A・アーノルドの大会前合流を目指していると噂されている。
そんななか、クリスタル・パレスと対戦するプレミアリーグ最終節を前に、スロット監督が前日会見に出席。A・アーノルドについて言及したリヴァプール指揮官は、「私は人間としての彼と話している。トレントとは毎日会話しているよ」と述べつつ、「それに、何かをともに勝ち取った経験が加わることで、ファンが彼に感じているものとはまた違った絆が生まれる」と同選手との間に結ばれた信頼関係を強調した。
しかし、「プレシーズン中、彼は別の理由で私のオフィスに何度も来ていた。そして今も私のオフィスに来ている」と切り出すと、「これはシャビ・アロンソ(レアル・マドリード指揮官就任が濃厚)への“最初の贈り物”として話せることだが、私はトレーニング中の彼のすべての時間に満足していたわけではなかった」と練習態度への不満を口に。続けて、「もう少しやれたはずだ。それについて話したよ。私は彼に、世間が言うよりもずっと優れたディフェンダーだと伝えた。でも彼自身がそれを常に発揮できているわけではない」と苦言を呈している。
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