「一番カンテレに近いアイドル」なにわ男子藤原丈一郎が地上波連ドラ初単独主演「すごく光栄」

なにわ男子の藤原丈一郎（29）が、カンテレ・フジテレビ系「ロンダリング」（7月スタート、木曜深夜）で、自身初の地上波連続ドラマ単独主演を務めることが23日、分かった。

同作は、社会の闇に消された人々の“非業の死”の真相に迫る社会派ミステリー。藤原演じる、“死者の声が聞こえる”特殊能力を持つ男を緋山鋭介が、事故物件で霊の悲痛な叫びを聞いたことを機に、その無念を晴らすべく奮闘していく。緋山のお世話係兼相棒・蒼沢夏凜を菅井友香（29）、緋山に事故物件のロンダリング（洗浄）を依頼する不動産会社社長を大谷亮平（44）が演じる。

藤原が“故郷”に錦を飾る。CDデビュー前から同局の番組には出演していたが、「実はカンテレの裏の病院で生まれたので、一番カンテレに近いアイドルなんですよ（笑い）」と告白。カンテレ作品での主演に縁を感じており「お世話になってきたテレビ局で、ジュニア時代を育ててもらったスタッフさんたちと一緒に、初めての単独主演ドラマをやらせていただけることがすごく光栄です。改めて大阪育ちでよかったなと思いました」とかみしめた。

“霊”という目に見えない存在と向き合う複雑な役どころ。「売れない俳優の緋山が、特殊能力をきっかけに誰かに必要とされたときのうれしさ。なかなかCDデビューできなかった僕と重なる部分があるな、と。今までの自分の人生にヒントがあると思うので、それを緋山に注入していきたいです」と意気込む。作品の魅力について「“霊の声”とかいうと怖がられるかもしれませんが、ホラー的な怖さより、人と人とのつながりやあたたかさが表現されたドラマになっているので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけた。

藤原の相棒を演じる菅井は「今まで私が演じてきた役柄の中で一番“ツンツンデレ”な役」という。同作で映像作品初のアクションに挑戦しており「楽しみながら頑張っているので、ぜひ見ていただきたいです！」と見どころを挙げた。大谷は「僕も小説を読んでいるような気分になって、台本をもらうたびにすごく先が気になったので、皆さんも『ロンダリング』の世界観にどっぷりつかって、楽しんでいただけたらなと思います」とコメントを寄せた。